研究・社会貢献
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帝塚山大学は地域社会への「教育研究成果の還元」を目的として、また広く社会に開かれた大学として、学びたいという意欲を持った社会人や地域の方々を対象としたさまざまな生涯学習の機会を用意しています。
特に、年間平均約60講座を開講する公開講座は、文化、経済、社会など多岐にわたるテーマを取り上げ、大変好評を博しています。また、講座内容に受講者の声を反映させることで、年齢、性別にとらわれることなく参加していただけるよう配慮しています。
皆様のご参加を心よりお待ちしています。

我が国の古墳の総数は16万基といわれ、その内のおよそ4割が近畿2府4県、いわゆる畿内にあります。残念なことにその殆どは荒らされ、大和朝廷のトップに極めて近い人物の古墳で、未盗掘なものはわずか2基しかありません。ひとつは奈良県斑鳩町の藤ノ木古墳(6世紀後半)、もう1基は大阪府高槻市と茨木市にまたがる阿武山古墳(7世紀後半)です。
藤ノ木古墳は1988年に石棺の蓋が開けられ、中から豪華な副葬品に囲まれた2人の男性の遺体が見つかりました。一方阿武山古墳は1934年に発見されながらすぐに埋め戻されてしまっているので、今は見ることが出来ません。それでも発見当時の資料を調べると、古墳時代の大和朝廷の最高クラスの男性がどのように葬られていたのか、よくわかります。
講演では、藤ノ木古墳と阿武山古墳の葬送儀礼を演者がCG復元した画像をもとに紹介します。