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7/12(土)特別展示「奈良と帝塚山学園の『戦後80年』」_基調講演「個人の営みや考えを示す歴史資料」 歴史

日程 2025年7月12日(土)
時間 10:30~12:00(受付は10:00~)
講師 鷺森 浩幸(帝塚山大学文学部教授)
講座概要

歴史の研究において、個人の日記や回顧録のようなものをエゴ・ドキュメントといいます。歴史上の大きなできごとを人のレベルでとらえることのできる貴重な資料です。また、写真も歴史のある断面を目に見えるかたちで切り取った貴重な歴史資料です。展示された永井清繁翁の絵や帝塚山学園所蔵の写真について、歴史の材料としての観点から少し解説し、展示を見ていただく手がかりとしたいと思います。

【帝塚山大学・(公財)奈良市生涯学習財団共催講座】7/2(水)841年伐採禁止の法令が出された神威を現わす神山「御蓋山(三笠山)」と「春日山」の原生林<世界遺産・特別天然記念物>(学園前ホール))  歴史 文学

日程 2025年7月2日(水)
時間 10:30~12:00(受付は10:00から)
講師 花山院 弘匡 氏
帝塚山大学特別客員教授
春日大社 宮司
講座概要

神道の信仰の大きな柱は自然の中で生かされ、豊かで幸せな生活を御加護頂くとのことです。そのため神棚には青々とした榊を必ず供えます。春日大社の始まりは神山「御蓋山」であり、その麓でお祭を行い、奈良時代の後半に御本殿が建ちました。神山「御蓋山(三笠山)」・神山「春日山」は最も大切な神様の依代であり、青々としていなくてはなりません。そのため平安時代初期の841年に朝廷が春日神山の狩猟伐木禁止の命令を出し、今日まで原生林は護られ、現在は世界遺産で特別天然記念物となっています。そのため春日大社には多くの神山に関わる信仰の歴史があります。

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