歴史と伝統に触れる 奈良で学ぶ

文学部 日本文化学科

将来の進路やスキルアップにも対応したプログラムを導入。
高い専門知識と優れた技能や資格を社会で生かせる人材を育てます。

将来の進路やスキルアップにも対応したプログラムを導入。高い専門知識と優れた技能や資格を社会で生かせる人材を育てます。

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個々の関心に合わせて
選択できるコース

  • 歴史・文化財コース

    古文書や遺跡、美術工芸品、伝承・習慣など、
    さまざまな文化財を手がかりに、歴史の真実に迫ります。

    関連分野

    • 歴史学
    • 考古学
    • 美術史
    • 民俗学
    PICK UP.01
  • 日本文学コース

    文学や演劇などの作品、または日本語そのものの分析を通して、
    優れた読解力や表現能力を身につけます。

    関連分野

    • 日本語学
    • 古典文学
    • 近現代文学
    • 演劇
    PICK UP.02
  • 日本語教育コース

    インバウンド復活による日本語教育需要を先取し、日本語教員を養成するコースを設置。
    学内での学習はもちろん外国人などを指導する実習で指導力を高める。

    関連分野

    • 日本語学
    • 言語学
    • 日本語教育
    PICK UP.03

選べるプログラム

新しい日本文化学科では、3つのコースにわたる幅広い学びを土台として、スキルアップをめざす人のために、
プログラムを開設しました。自らの意思で学びを柔軟に発展させることができ、複数のプログラムに取り組むこともできます。

資格取得の先にある
専門職をめざすプログラム

  • 文化財プロフェッショナル
    プログラム

    将来、博物館学芸員や文化財担当公務員をめざす人、文化財に興味のある人のためのプログラムです。さまざまなジャンルの文化財と向き合い、その特色や背景、調べ方・考え方などを学びます。

    授業科目等
    「博物館概論」「博物館実習」「考古学実習」「美術史実習」「民俗学実習」など
    関連する資格と活動
    資格
    • 学芸員
    活動
    • 附属博物館での文化財調査や展示企画など
    • 発掘調査に参加
    • 知を地域に還元するプロジェクト(「飛鳥遺跡ガイド」「民俗調査に基づく展示・講演」)
    • 公務員試験対策講座
    など
  • 中学校・高等学校国語・社会教員
    プログラム

    将来、中学校や高等学校の「国語」「社会」「地理歴史」の先生をめざす人のためのプログラムです。本学内外で実施される「教師塾」等を利用しながら教師をめざす人を支援します。

    授業科目等
    「教科教育法」「教育実習」「日本史研究」「日本文学研究」など
    関連する資格と活動
    資格
    • 高等学校教諭一種免許状(国語・地理歴史)
    • 中学校教諭一種免許状(国語・社会)
    活動
    • 学内外の教師塾
    • 教育力向上の勉強会
    など
  • 日本語教員養成
    プログラム

    将来、日本や海外で日本語教員として活躍したい人のためのプログラムです。日本語の知識と指導方法をしっかりと修得し、留学生と交流しながら、日本文化を発信する力を磨きます。

    授業科目等
    「ことばと異文化交流」「日本語教育実習」「文化発信(異文化コミュニケーション)」「文化発信(グローバル・スタディ)」など
    関連する資格と活動
    資格
    • 日本語教員
    活動
    • 留学生との交流
    • 日本文化を海外に紹介する文化発信プロジェクト
    など

専門知識を高め、
スキル向上をめざすプログラム

  • 創作文芸・出版
    プログラム

    小説を書いてみたい人、出版関係の仕事がしたい人のためのプログラムです。「小説の創作方法を学び、実際に書いて、同人誌などに発表」、「書籍・雑誌の編集作業」といった、実践的な取り組みを行います。

    授業科目等
    「日本文学特講(近現代文学)」「文章表現実習」特殊講義「創作文芸・出版」「日本文学史(近現代文学)」「図書館情報資源概論」「文化発信実習」など
    関連する資格と活動
    活動
    • 小説の創作(同人誌などに発表)
    • 書籍・雑誌などの編集
    • HPや広報誌などによる文化発信プロジェクト
    • 書店などでのインターンシップ
    • 図書館での読書促進活動
    など
  • 古文書・古典籍
    プログラム

    古文書や古典籍に親しみ、より深く学びたい人のためのプログラムです。実物に触れながら、くずし字の読み方や地域に残された文献の調査方法など、社会からの要請にも応えられる力を身につけます。

    授業科目等
    「古文書実習」「日本文学研究(和本リテラシー)」「日本文学研究(古典籍を読む)」「古代史」「中世史」「近世史」「日本文学史(古典文学)」「日本文学特講」など
    関連する資格と活動
    活動
    • 本学が所蔵する古文書・古典籍や地域の古文書の調査と翻刻、学術誌などを通して公表
    • 附属博物館・図書館での展示企画
    など
  • 児童文学研究
    プログラム

    児童文学について、ルーツや発展の歴史、表現、創作の方法など、さまざまな角度からアプローチすることによって、多角的に学びます。児童文学の魅力にせまるのはもちろん、将来、国語科教員や司書教諭、図書館司書などをめざす学生にも役立つ内容です。

    授業科目等
    特殊講義「児童文学を学ぶ」特殊講義「創作文芸・出版」「日本文学特講(童話・児童文学)」など
    関連する資格と活動
    活動
    • 児童文学の歴史をたどる
    • 児童文学を読み解く
    • 児童文学の表現を学ぶ
    • 児童文学を創作する
    など
  • 地域文化PR
    プログラム

    近年、地方創生や地域活性化が大きな社会的課題になっています。そこで重要な鍵を握るのが地域文化のPRです。このプログラムでは、PRの基本から企画立案手法まで具体的に学びます。将来PRの仕事に関わりたい学生におすすめのプログラムです。

    授業科目等
    「文化発信(フィールドワークの方法)」「地域文化特講(地域と行政)」「文化発信特講(地域デザイン)」「地域文化実習」 など
    関連する資格と活動
    活動
    • 「奈良まほろばソムリエ検定」挑戦
    • 地域文化PRの専門家との交流
    • まちづくり活動への参画
    • 地域文化の魅力をPRするプロジェクト(商品開発、映像制作、イベント企画等)
    など

日本文化学科の3つのポイント

01

附属博物館・奈良学総合
文化研究所が併設

本物に触れながら学修を進められる環境が整っています。授業では、学内の附属博物館や奈良学総合文化研究所が所蔵する貴重な資料を使いながら、学びを深めます。また、附属博物館で学芸員の資格取得に必要な「博物館実習」の受講も可能です。
02

博士課程のある大学院

「日本伝統文化専攻」という独創的な視点から、日本文化を総合的に究明する大学院があります。高度な専門職業人や研究者を輩出。大学院生が学生の教育補助にあたるなど、学部の専門的な教育体系を支える基盤となっています。
03

就職サポートが万全

専門性を地域社会の中で生かしていく「プロジェクト型学習」や「インターンシップ」を実施。社会人としてのスキルを身につけます。学芸員や司書など文化行政にかかわる公務員、教員のほか、幅広い業種の一般企業でも本学科の学びが生かせます。

特徴的な取り組み

大手文芸出版社現役編集長が直接指導

創作文芸・出版プログラム

集中講義「創作を学ぶ」では、有名な番組を手掛ける放送作家や、小説家、歌人、さらには有名作家を担当された実績のある大手文芸出版社の編集長らから講義を受けています。編集者として必要な知識や出版業界のリアルな話を聞くことができ、これから創作や出版業界をめざす学生にとっては充実した内容となっています。また、興福寺中金堂落慶記念「奈良学」フォーラムでは、歴史小説家 澤田瞳子氏の「龍華記」出版記念イベントを開催し、学生たちは運営スタッフとして主催者側の立場に立った経験も積みました。

実物に触れながら、
歴史・文化の理解を深める「古文書実習」

古文書・古典籍プログラム

本学所蔵の中世・近世の古文書を用いて、古文書の取扱い方、くずし字の読み方、調査方法などを学びます。また地域に残された文化財としての古文書の意義についても解説し、実際の古文書に触れるなかで、日本および地域の歴史・文化に対する理解を深めます。

遺跡発掘の現場で考古学調査を学ぶ

文化財プロフェッショナルプログラム

帝塚山大学のある奈良は古代日本の中心でした。飛鳥の遺跡や平城京も大学のすぐ近くにあります。考古学のメッカである奈良では、新たな歴史を解明すべく、遺跡の発掘調査が日々おこなわれています。そうした最高の環境を生かして、将来、考古学研究者や文化財の専門職をめざす学生たちは、自分の夢を叶えるため、地元の考古学研究所や教育委員会が実施する発掘調査に積極的に参加しています。

本物の博物館で実習

文化財プロフェッショナルプログラム

[帝塚山大学附属博物館]

東生駒キャンパス内には約7850点にも及ぶ貴重な史・資料を有する大学附属の博物館があります。文学部日本文化学科では学芸員の資格取得が可能で、学内で博物館実習を実施することができます。

博物館実習で、文化財の取り扱い方を学びました。実際の文化財を自分たちで触ることで、より実践的な学習ができました。

文化財の調査をしています。仏像の像高や幅などひとつひとつの長さを計測し、測り間違えのないように丁寧に行いました。

展示の練習をしています。写真では、掛け軸を扱っています。どのように展示をすれば見やすいかを考え、また資料を傷めないように細心の注意を払いながら取り組みました。

指導力向上にも採用試験にも対応した「教師塾」

中学校・高等学校 国語・社会教員プログラム

教職をめざす学生を対象にした教員採用試験対策プログラムです。高校の元校長など、教育現場でキャリアを積んだ専門家を講師に配備し、集団討論、場面指導、模擬授業、小論文対策、演習問題対策も行います。