現代生活学部 居住空間デザイン学科

現代生活学部居住空間デザイン学科

建築からインテリア、造形まで幅広く学び、
より良い生活空間の提案ができる人材になる。

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居住空間デザイン学科の特色

スプーンからまちづくりまで幅広いデザインを学ぶ。

家具や雑貨などのプロダクトデザインから、空間そのものを設計するインテリアデザイン、大規模な公共施設や住宅の建築設計に携わる建築デザインなど、空間デザインを幅広く学び、建築士をはじめとする多様な進路へつなげます。
フィールドワークやプレゼンテーションの機会も充実させ、表現力やコミュニケーション能力を向上。
空間を利用する人々の心に寄り添いながら、空間作りに関わる実践的な能力と技術を身につけていきます。

デザイン力・企画力・プロデュース力

  • Features特長

    01

    全ての実習が問題解決型のアクティブラーニング

    問題解決型の実習を1年次から行い、社会で求められる実践力を身につける

    常に使う人を意識したデザイン教育を重視し、1年次から使用条件などを想定した実習課題に取り組みます。様々な建築や空間の見学を行ったり、地域活性化やまちづくりに関わるプロジェクトなどに携わる機会を通して、社会や暮らしの問題を解決する実践力を身につけます。
  • Features特長

    02

    充実した設備環境

    建築、インテリア、プロダクトやビジュアル(グラフィック)など幅広いデザイン制作に応える

    現場経験の豊富な教員による学内実習を実施。病院や各種施設・小学校などでの臨地実習で実践力を磨きます。
  • Features特長

    03

    卒業後すぐに建築士試験を受験できるサポート体制

    充実したカリキュラムで一級建築士の合格へと導く

    建築という分野では、構造や材料などの理系の知識だけでなく、文系やデザインの知識も必要です。本学科では、2020年に建築士法が一部改正されたことを受け、建築士試験に求められる学科および設計製図の試験に対して、1年次より建築士試験を意識した課題を与え、卒業後すぐに受験、合格へ向けた支援体制を整えています。
  • Features特長

    04

    建築・インテリア・造形分野の幅広い学び

    生活デザイン領域を幅広く学び、進路へとつなげる

    建築・インテリア系のほか、プロダクト(立体)やグラフィック(平面)など幅広く学べるカリキュラムを用意。デザインに関する引き出しを増やし、希望の進路へとつなげるさまざまな知識やスキルを身につけます。

建築士受験サポートの流れ

いち早く建築資格を取得するための受験サポート

設計実習の個別補習

建築士の設計図面試験では、社会課題を設計で解決する企画力が問われます。本学科では1年次から課題解決型の設計実習を展開。さらに教員による個別対応補習を行い、卒業後の受験まで細かくサポートします。

2年次までに受験指定科目を修了できるカリキュラム

ほとんどの受験指定科目は1年次、2年次のうちに履修が可能。早い段階で積極的に単位を取得することで、3年次からは建築士の試験対策に集中することができ、「合格」に向け効率的に学べます。

学内資格講座

さらに知識を深め、「合格力」を高めるために、学内に一級および二級建築士試験受験者のためのエキスパートによる資格講座を解説。対策授業や実技指導、模試などを行い、徹底して「合格」へ導きます。

設計からプロダクトデザインまで行える充実した実習室

2022年4月新たな実習室「DESIGNLab.」が誕生しました。

新たにA~Cまでそれぞれ特色のある3つの実習室とギャラリースペースを完備。

DESIGNLab.A

大型の平行定規つき製図台がゆったりと並んでいます。

DESIGNLab.B

プロダクト系の授業が行える、大型の作業台が並んでいます。
安全面に配慮した木粉などが落ちていても足を滑らさない床になっています。

DESIGNLab.C

木材加工などの専門工具を備えた部屋となっています。
安全面に配慮した木粉などが落ちていても足を滑らさない床になっています。

それぞれの部屋の教卓側の壁は全面ホワイトボードにもスクリーンにもなる自由度の高いものなので、投影しているスクリーンに描き込むことができます。

DESIGNLab.H

学生が制作した作品が並ぶギャラリースペースとなっています。

居住空間デザイン学科の取り組み

UR鶴舞団地における集会施設の設計提案

集合住宅にある集会所の設計案を
コンセプトから企画してプレゼンテーション

独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)が保有する、学園前キャンパス近くの「UR鶴舞団地」の建替え事業に伴う集会所の設計提案を行いました。鶴舞団地の新たな魅力を創出し、そこを拠点に近鉄学園前駅前地区の活性化をめざすという大規模なプロジェクトの一翼を担うものです。学生は、3人ずつの5グループに分かれて設計案を企画し、敷地の1000分の1スケールの模型を制作。クライアントであるUR都市機構の要望を踏まえ、現地調査やワークショップ、さらに地域の歴史や都市計画の内容などもリサーチして、新しいコミュニティに向けた集会所のイメージを形作りました。中間発表を経て、最終的には自分たちの考える最高の建築計画をUR都市機構にプレゼンテーション。大規模開発地域における建築プロジェクトに学生がかかわるチャンスはそうあるものではありません。今回の経験は、建築業界を志す学生にとって、社会に出てからの実践力を磨く絶好の機会となりました。

[学内制作展][卒業研究展]で成果を確認

1~3年次の実習で制作した成果物は、[学内制作展]で一般にも公開。翌年のモチベーションにつなげます。優秀な学生は表彰され、学内のコンテストに参加するチャンスもあります。4年次には、卒業研究として論文・設計・制作の中から各自探究したいテーマで研究に取り組み、「卒業研究展」で発表します。研究テーマは、建築・インテリアをはじめプロダクトデザイン、ビジュアルデザインなど自由に設定できます。

2020年度の卒業研究では新谷涼花さん、部谷美有さんの2名が毎日・PAS学生デザイン賞(金の卵賞)にグラフィック部門で入選しました。

デザイン力アップへの取り組み

デザイン力向上を常にめざす本学科では、ビジュアルデザイン実習Ⅱの授業で「京都デザイン賞2020」というコンペティションに挑戦。授業で提出された中から10作品をブラッシュアップして出品したところ、3名が各賞を受賞しました。みごと入賞したのは3年の岡野愛子さん。入選を果たしたのが同じく3年の新開美優さんと能城紗英さん。作品は京都の「くろちく天正館」で展示。その後、虹色祭でお披露目となりました。

学科の学びが生かせる取得資格

指定科目の単位取得により取得可能な資格

  • 一級建築士(受験資格)
  • 二級建築士(受験資格)
  • インテリアプランナー(登録資格 要試験合格)
  • 高等学校教諭一種(家庭)
  • 中学校教諭一種(家庭)
  • 学校図書館司書教諭

本学科卒業により取得できる資格

  • 2級建築施工管理技士(受験資格、実務経験1年以上※)

    本学科は国土交通省の指定学科のため、1年の実務経験で受験可能です。(本来は1年6ヵ月以上の実務経験が必要)

建築CAD検定試験合格へ導くサポート

建築CAD検定試験で高い合格率

CAD検定全員合格をめざす

毎年夏に、(一社)全国建築CAD連盟が主催する「建築CAD検定試験(2級)」を学内で実施しております、2016年・2017年は合格率100%を達成。2018年は88.9%(全国平均53.6%)、2019年は95.6%(全国平均58.9%)と高水準の合格率を維持しています。

全国で1団体のみの優秀団体賞を受賞

受験者全員が合格し、合格率100%を達成した2016年と2017年には、全国建築CAD連盟より、最も技能が優秀と認められた1団体にのみ与えられる最優秀団体賞が授与されます。