心理学部心理学科
AI(人工知能)時代だからこそ必要となる
実用的な心理学を身につける
News
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2022年5月23日(月)
[受験生の皆さまへ]学科紹介動画を公開しました!
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2023年3月31日(金)
自分について考える―水野ゼミで1日研修を行いました
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2023年3月27日(月)
羽ばたけ、新しい世界へ!―卒業式・修了式が挙行されました
心理学部の特色ある学び
心理学科でかなえる未来
心の不思議を解き明かす「実験心理分野」。行動のメカニズムを研究する「社会・応用心理分野」。
心理学で人間の成長や幸福に貢献する「臨床・発達心理分野」。
3分野の知識を得ることで社会を生き抜く力を養い、AI時代に心理学を生かして活躍できる人に。
※サイコロジカルリテラシーとは心理学の知識や技能を多方面に活用する、まさに「社会を生き抜く力」のことです。
授業 PICK UP
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心理学実験
ー人間の心のはたらきを科学的に解明するー人間の感情や行動は一定の法則がある。
そのメカニズムを解き明かすのが心理学心理学は人間の感情や行動を客観的に観察、測定し、そのメカニズムを科学的に研究する学問です。心理学の歴史の中で多くの実験や調査が行われてきたからこそ、さまざまな理論や手法が生まれ、心理学が発展してきました。
本学科の「心理学実験I・II」は2年次に履修する必須科目。1年次に学んだ心理学の基礎知識に基づき、多彩な実験法や調査法を学びます。「錯視」「ストループ効果」「鏡映描写」などの古典的な心理学の実験では、グループで実験者や被験者を経験しながらデータを収集。「質問紙調査法」では関心のあるテーマで仮説を立て、検証します。いずれの場合もデータを統計解析ソフトの「SPSS」を用いて分析のうえ、レポートにまとめます。ここで身につくのは論理的思考に基づきデータを分析する力。心理学実験で培われるリサーチスキルや客観的分析力は、心理専門職だけでなく幅広い仕事で必要とされています。 -
臨床心理を実践的に学ぶ
発達心理学
生涯を通じて発達を続ける人の変化過程を対象に、人間のあらゆる世代における心的、社会的、身体的な発達を考察。人間への理解を深め、子どもの発達に即した援助方法なども考えます。
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グループ体験を通じて、
他者を理解し、自己発見するグループ・アプローチ
実際の現場で多く用いられる、グループでのカウンセリングを演習で体験。さまざまな人と触れ合い、コミュニケーションを取るなど、対話を通じて課題解決スキルを身につけます。
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交通心理学
ドライバーや歩行者といった道路利用者について、その心理的な特性や行動のメカニズムを理解するとともに、実際の交通問題や交通事故との関係、およびそれらの防止策なども考えます。
心理職初の国家資格「公認心理師」を養成
心理職初の国家資格「公認心理師」を養成
「心の専門家(カウンセラー)」として活躍する国家資格、公認心理師の資格を取得すれば医療・福祉・教育・産業・司法など、あらゆる業界で働くことができます。
公認心理師が行う業務
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- 01
- 心理に関する支援を要する者の心理状態を観察し、その結果を分析する。
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- 02
- 心理に関する支援を要する者に対し、その心理に関する相談に応じ、助言、指導その他の援助を行う。
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- 03
- 心理に関する支援を要する者の関係者に対し、その相談に応じ助言、指導その他の援助を行う。
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- 04
- 心の健康に関する知識の普及を図るための教育および情報の提供を行う。
公認心理師は国家試験に合格しなければなりません。その受験資格を有するには、「大学院進学」もしくは「臨床現場での実務経験」が必要となります。
これまで「心の専門家」として広く認知されてきた臨床心理士。国家資格として今後、期待される公認心理師。現段階では両方の資格を取得しておいた方が将来の活躍の場も大きく広がるでしょう。本学科ではダブル取得がめざせます。
大学の4年間および大学院の2年間の合計6年間を指導するのは、基礎研究者から実務家まで幅広い分野の経験豊富な教員。中でも、臨床心理学分野の教員は全員が公認心理師資格と臨床心理士資格を保持しています。公認心理師と臨床心理士では資格取得において実習時間などに違いがあり、ダブルライセンスを持つ教員だからこそきめ細かで的確な指導が可能です。
心理学のスペシャリストをめざす学生にとって
最適なサポート体制

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臨床心理士試験の高い合格実績を誇る
大学院心理科学研究科
- 本学大学院心理科学研究科の博士前期課程・心理科学専攻(臨床心理学専修)を修了することで、臨床心理士の受験資格を得ることができます。毎年多くの修了生を輩出し、全国平均を上回る合格率で、奈良県では一番多くの臨床心理士を社会に送り出しています。

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心の問題における地域貢献の場
こころのケアセンター
- 大学院教育の実践と研究、さらに心の問題についての地域貢献の場として2005年4月に開設。臨床心理士の資格を持った教職員、およびその指導のもと大学院生が業務を担当しています。カウンセリングや心理検査などを実施し、発達上の問題や学校への不適応、対人不安など、さまざまなケースをサポートしています。
卒業後の進路イメージ
人間社会をサポートするプロフェッショナルへ導くキャリアプログラム

心理学を身につけて多様な業界へ!
交通心理学を応用して
車の開発やインフラ・交通関連企業へ
「交通心理学」を学ぶことで、ドライバーの心理や交通にかかわる人々の行動を理解。
交通事故を防ぐ車の開発にかかわったり、インフラ・交通関連業界に就職することもできます。
心理学の研究で必須の統計の知識を応用して
商品開発・マーケティングへ
人の心を学ぶことは、消費者心理を理解することにもつながります。
また、メーカーでの商品開発やマーケティング分野では、心理学統計では必須のソフト、SPSSなどによるデータ分析能力を役立てることが可能です。
教育・学校心理学、発達心理学を応用して
子どもの教育にかかわる仕事へ
「教育・学校心理学」を学んだり、児童指導員任用資格を取得することで、児童相談所、教育委員会、またフリースクールやNPO法人など子どもにかかわる仕事に就くことができます。
カウンセリングスキルを応用して
高度なスキルが必要なサービス業、営業職などへ
営業職や販売といった接客スキル向上。特にウェディングプランナーやホテルスタッフなど、お客様とかかわる中で潜在的な要望を聞き出し、提案する仕事に心理学は活用できます。
発達心理学を応用して
高齢者向けの福祉施設へ
「発達心理学」でさまざまな世代の心理的変化を理解することで、医療や介護関係の仕事で活躍できます。
例えば老人ホームなどの福祉施設で、高齢者の良き相談相手になれます。
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8割の学生が学びを活かして就職
心理学を生かした学部独自のキャリア教育プログラムを実践することで、自己分析、企業研究、就職試験対策などを強化しているため、様々な分野の企業から採用されており『就職に強い心理学部』を実現しています。
めざせる進路
- 企業の販売、営業などの対人折衝部門
- 企業のマーケティング、人事、教育、広報などの部門
- 公務員、福祉施設、教育施設の職員
これまでの主な就職先
- 日本郵便(株)
- みずほフィナンシャルグループ
- (株)住友生命保険
- ANAエアーサポートサービス(株)
- (株)奈良ホテル
- 奈良県中央こども家庭相談センター
- (公財)天理よろず相談所病院
- 奈良県警察
- 大阪府警察
- 門真市役所
- 天川村役場
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2割の学生が大学院へ進学
心理専門職(公認心理師や臨床心理士)などをめざす学生の本学大学院や他大学大学院への進学を万全の体制でサポートしています。
『外書講読(心理学)』や『心理学特別演習』などの専門科目を開講し、これまで多くの進学者を輩出しています。めざせる進路
- 医療機関等のカウンセラー、スクールカウンセラーなどの心理専門職
- 研究職(大学教員、研究所等の機関研究員、一般企業、官公庁の研究職)
これまでの主な進学先
- 帝塚山大学大学院
- 大阪大学大学院
- 筑波大学大学院
- 兵庫教育大学大学院
- 鳴門教育大学大学院
- 関西大学大学院
- 立命館大学大学院
- 九州産業大学大学院
- 就職率
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(2021年3月31日現在)
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- 臨床心理士資格
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(2008~2020年度)
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- 心理学検定((社)日本心理学諸学会連合)
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- 臨床心理士資格
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(2008~2020年度)
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心理学検定
((社)日本心理学諸学会連合) -
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