2024年5月15日(水)
プレスリリース
【プレスリリース】山口と奈良をつなぐ獅子舞男子「ゆのキッズ」 3D模型の「令和の獅子頭」ともに舞い踊る 5/19(日)於:山口県立山口図書館
帝塚山大学(学長:奥村由美子 所在地:奈良市帝塚山7-1-1)の関根俊一客員教授が監修を務める展覧会「奈良大和路のみほとけ~令和古寺巡礼」(於:山口県立美術館 ~6月9日(日))の関連イベント「奈良大和路の古寺をたずねて」(5月19日(日)14:00~)において、この2024年3月に閉校した柚野木小学校出身の獅子舞男子「ゆのキッズ」が登場し、本学が同校に贈呈した3D模型の「令和の獅子頭」で獅子舞を披露します。
【本件の背景】
この「令和の獅子頭」のもととなった本学附属博物館所蔵の獅子頭は、2022年、学生の調査により約200年前に山口市の徳地地域で制作されたことが明らかになったもの。さらなる調査で同じ文化年間の銘を持つ獅子頭が徳地柚木の柚木神社に保管されていることが判明し、それをきっかけに、同じ作者の手による奈良と徳地の獅子頭が、同年6月に山口で開催した展示会「獅子頭 つながる人と郷土」で200年ぶりの再会を果たしました。
その後、本学は伝統文化の継承を目的として、子どもたちでも持ち運びが可能な超軽量3D模型「令和の獅子頭」を本学所蔵の獅子頭をもとに作成して柚野木小学校に寄贈。当時在校していた3人の獅子舞男子「ゆのキッズ」に、イベントなどで活用いただいていました。
2024年3月の柚野木小学校の閉校に伴い、「令和の獅子頭」も同校児童とともに徳地中学校に進学。本学の関根俊一客員教授の働きかけで、現在は中学生となった「ゆのキッズ」が「令和の獅子頭」で獅子舞を再び披露する運びとなりました。
奈良の有名寺社の仏像が山口に集結する展覧会の関連イベントで、山口と奈良を結ぶ「令和の獅子頭」で舞う獅子舞。数奇な縁により実現した「ゆのキッズ」の演技をぜひご覧ください。
【実施概要】
「奈良大和路のみほとけ〜令和古寺巡礼~」関連イベント
記念対談「奈良大和路の古寺をたずねて
対談冒頭、獅子舞男子「ゆのキッズ」(旧柚野木小学校卒業生)3人による獅子舞が披露されます。
講師 関根俊一(本展監修者/帝塚山大学客員教授)
×倉橋みどり(奈良市観光大使/入江泰吉旧居事業コーディネーター)
日時 5月19日(日) 14:00〜15:30
会場 山口県立山口図書館レクチャールーム
定員 150名(当日先着順) 聴講無料
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