2025年1月22日(水)
プレスリリース
【プレスリリース】(参加者募集中)増え続ける不登校児童・生徒のために大学生ができることは何か? シンポジウム「心理学を学ぶ大学生による奈良県内での心理教育 第2回実践報告」 2/8(土)学園前キャンパス
帝塚山大学(学長:奥村由美子 所在地:奈良市帝塚山7-1-1)は、2月8日(土)、学園前キャンパス(奈良市学園前南3-1-1)にて、シンポジウム 「心理学を学ぶ大学生による 奈良県内での心理教育 第2回実践報告」を開催します。
文部科学省の調査によれば、令和5年度における小・中学校の不登校児童・生徒数は34万6482人と過去最多を記録し、11年連続で増加していることが明らかになりました。この深刻な状況を受け、奈良県では「心理教育を活用した予防的支援事業」の一環として、いじめや不登校の未然防止に向けた取り組みを推進しています。令和4年度「県内大学生が創る奈良の未来事業」で本学心理学部の学生グループが最優秀賞を獲得した「子どもたちの心の健康をサポートする~心理教育アプローチの活用~」が奈良県で事業化され、学生は自分たちが考案した「不登校・いじめ予防支援プログラム」を奈良県内の小学校で昨年度から実施してきました。
本シンポジウムでは、心理教育プログラムの具体的事例や、学校現場での活用について専門家が最新の知見を共有するだけでなく、心理学部の学生たちが今年度4校で実施した心理教育の成果を発表します。
いじめや不登校の未然防止のために、一人ひとりが取り組めることは何か。発表を通じて、これからの心理教育を考える機会とします。
【実施要項】
日時 2月8日(土)13:00~16:00(受付は12:00から)
会場 帝塚山大学 学園前キャンパス16号館16602教室
主催 帝塚山大学 共催 奈良県教育委員会
シンポジウム 「心理学を学ぶ大学生による 奈良県内での心理教育の実践」
第1部 基調講演
●地域共生社会に求められる「人々の連帯」を基礎づけられるもの
鳥取大学大学院 医学研究科 臨床心理学講座 教授 竹田伸也先生
第2部 学校現場と心理教育
●心理教育を用いた予防的支援事業の概要/奈良県立教育研究所
●公開研修会の感想とスクールカウンセラーとしての学校教育への活かし方/
奈良心の相談 なら結び 奈良県スクールカウンセラー 水崎結香先生
●心理教育の研修会報告/ここケット代表 大畑豊先生
第3部 実践報告
●大学生による心理教育の実践発表/帝塚山大学心理学部の学生
●実践発表へのコメント
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