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2024年10月29日(火)

プレスリリース

【プレスリリース】中将姫の3Dプリンター製身代わり像 11/4當麻寺で本物と初対面

 帝塚山大学(学長:奥村由美子 所在地:奈良市帝塚山7-1-1)文学部日本文化学科(学部長:河口充勇)は、学術連携協定を結ぶ大阪電気通信大学(大阪府寝屋川市初町18-8 学長:塩田邦成)の協力を得て、當麻寺護念院が所有する中将姫像(木造法如化生坐像)の「お身代わり像」を作成しました。同大が保有する3Dスキャナーとプリンターで中将姫像をスキャンして造形し、本学の学生が彩色を担当することで、スーパーリアルな中将姫像のレプリカが完成しました。
  「お身代わり像」の完成を記念し、以下のとおり贈呈式を実施します。

中将姫「お身代わり像」贈呈式
1.【日時】 2024年11月4日(月・振休)13:00~    
2.【場所】 當麻寺護念院
3.【参加者】當麻寺護念院(葛本住職)、大阪電気通信大学(塩田学長、担当学生、教職員)、帝塚山大学(奥村学長、担当学生・院生、教員)

 
 当日は、彩色を担当した本学の学生から住職に「お身代わり像」が手渡されます。続いて、葛城市歴史博物館で開催中の第25回特別展「當麻寺練供養 ー会式を彩るもの―」からに當麻寺護念院に戻った本物の中将姫像も登場し、「お身代わり像」と初めての対面を果たします。2つの像が並んでの邂逅を終えた後、11月6日(水)~12月8日(日)の間、本物の中将姫に代わり「お身代わり像」が同特別展で展示されます。
 この展示が終了した後も、「お身代わり像」は寺外での展示やイベントのほか、練供養会式において中将姫像を捧げ持つ観音菩薩の所作の練習などで活用される予定です。

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