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2022年3月31日(木)

お知らせ

令和3年度後期 教職員教育功績表彰の表彰式を行いました

3月25日(金)、東生駒キャンパスで教職員教育功績表彰の表彰式を行いました。

「教職員教育功績表彰」とは、教育実践に顕著な成果をあげた教職員に対して、その功績を表彰することにより、本学の教職員の意欲向上と本学の教育の質の向上、教育実践活動の活性化を図ることを目的として定めた「帝塚山大学教職員教育功績表彰規程」に基づくものです。

表彰式では、蓮花一己 学長が、令和3年度後期に表彰の対象となった文学部日本文化学科 西尾元伸 准教授、法学部法学科 末吉洋文 教授、教育学部こども教育学科 德永加代 准教授、3名に表彰状と記念品を授与しました。

西尾元伸 准教授は、文学部が積極的に取り組んでいる創作文芸プログラムの企画運営を担当しており、同プログラムに関わる活動として、一般社団法人言の葉協会が主催する作文コンクール「言の葉大賞」への学生の応募を目標とした取り組みでは、令和元年度から3 年連続で学校賞、令和2 年度から2 年連続で受賞者を輩出するという成果をあげました。本学が目指す「実学」教育につながる学生指導の取り組みが評価されました。

末吉洋文 教授は、高等学校との戦争遺跡フィールドワークや小学校における平和学習、SDGs 研究を通じて学生によるジェンダーギャップを考えるカルタ制作など様々な活動において学生の指導にあたり、教育に対する熱心な取り組み姿勢が評価されました。これらの活動は新聞、テレビ等のマスメディアでも取り上げられており、本学の広報にも貢献しています。

≪参考≫
「身近な場所に残る戦争遺跡で平和学習 法学部の学生が国際高校と大和広陵高校と合同フィールドワーク」
https://www.tezukayama-u.ac.jp/news/2021/post_1196/
「本学学生が講師として小学生に平和学習 「奈良県と戦争」をテーマにアクティブ・ラーニング型授業 11/18(木)」
https://www.tezukayama-u.ac.jp/news/2021/2021-11-11/
「【HPからダウンロード】子育ては 「手伝う」ではなく 「する」ものだ 遊びながらジェンダー問題と多様な価値観に触れる 学生考案の「ジェンダーギャップを考えるカルタ2021」
https://www.tezukayama-u.ac.jp/news/2022/2022-03-07/

德永加代 准教授は、一般社団法人言の葉協会との産学連携により取り組んだ紙芝居の制作において、学生の活動を丁寧に指導・支援しました。出版された紙芝居は教育教材としても画期的なものであり、その教育効果についても期待されます。また、学部での取り組み以外についても、大学全体の行事等への運営に協力を惜しまない姿勢が評価されました。
≪参考≫ 「【教育】「言の葉紙芝居」の制作について発表しました」
https://www.tezukayama-u.ac.jp/faculty/child_education/news/post-1127/
本学では今後もこのように教職員への顕彰を続け、意識を向上させることで、より高い教育を実践してくよう努めます。