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2022年3月7日(月)

プレスリリース

【HPからダウンロード】子育ては 「手伝う」ではなく 「する」ものだ 遊びながらジェンダー問題と多様な価値観に触れる 学生考案の「ジェンダーギャップを考えるカルタ2021

帝塚山大学(学長:蓮花一己 所在地:奈良市帝塚山7-1-1)法学部法学科の末吉洋文教授(専門:国際法、平和学)のゼミ生は、2020年度からSDGsの目標のひとつ「ジェンダー平等の実現」をテーマに研究や発表に取り組んでいます。 昨年度、若い人たちにジェンダー問題への関心を高めてほしいとの思いから、学生はジェンダーギャップについて知識を深められるカルタを考案しました。多くのメディアにカルタが取り上げられた結果、本学のものを原案に新たなカルタを作成する団体も現れるなど、さまざまな形へと進化を遂げています。

今年度も、昨年度に引き続き、ゼミ生12名(2年生)がジェンダー問題の研究成果を冊子「ジェンダーギャップの解消を目指して 2021」(PDF:全60ページ)にまとめ、その付録として「ジェンダーギャップを考えるカルタ」を収録。国際女性デーから印刷データを本学ホームページ(大学トップページニュース)より自由にダウンロードできるようにしました。

「子育ては 「手伝う」ではなく 「する」ものだ」「配偶者を 嫁や家内と 呼ぶなかれ」「顔写真 なくていいよね 履歴書に」「同性婚 愛さえあれば  関係ねえ」などの45枚。女らしさ、男らしさ、キャリアや国籍、年齢、子育てなどの局面においても、多様性と個人の価値観を尊重し「自分らしさ」を追求することの大切さを、学生ならではの視点でカルタに仕上げました。取り札の裏面には、ジェンダー問題の知識を深められるよう、詳しい解説を記載。おまけの白紙カードに、新たなアイデアを追加することもできます。

また、「議論カード」は、プレイヤーに議論を促すルールとなっており、SDGsを学ぶ授業でのグループワークやディスカッションなど、教育現場で活用できるように工夫されています。

 

ダウンロードはこちら↓

ジェンダーギャップを考えるカルタ2021

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