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2022年2月16日(水)

お知らせ

【心理学部】卒業論文発表会を実施 今年は初のポスター発表も

心理学部では、2月3日、5日に、社会・応用系と基礎・実験系のゼミによる合同の卒業論文発表会を実施しました。今回は口頭発表のほか、初の試みとなるポスター発表も行い、学生は1年かけて取り組んだ研究の成果を披露しました。 

10号館4Fの実習室で3日に行われたポスター発表では、40ものポスターボードがずらりと並び、その光景は学会会場さながら。心理学という学問の幅広さを示すかのように多岐にわたる研究テーマがそろいました。発表者は自分の研究内容をまとめたポスターの前で待機し、質問に来た人に内容の説明を行います。至るところで教員や学生による活発な質疑応答が繰り広げられ、質問者が真剣にメモを取る姿が見られました。5日には16号館の16602教室で11人の学生が口頭発表に臨み、15分という限られた時間でしたが、スライドを駆使して、学びの集大成を発表しました。 

ポスター、口頭とも、学生ならではのユニークな着眼点や発想力が光り、なかでも「コロナ」や「オンライン授業」など、この時期だからこそ実現した社会的かつタイムリーなテーマには、教員からも「参考になる」といった声が上がるなど、完成度の高い卒業研究に皆が熱心に耳を傾けていました。いずれの発表からも、先行研究調査や、実験や調査により自らの仮説を丁寧に検証した学生の努力の軌跡が見て取れました。

発表を終えた学生に対して、教員から「仮説を実験で検証するというのは、社会に出てからも役に立つ大切な力。自分が取り組んだ研究に自信を持って社会でがんばってほしい」と激励の言葉がかけられました。

※学科ページにも卒業論文発表会のニュースを掲載しています。
こちらをご覧ください。

40もの多岐にわたる演題が並んだ

気になる発表を見ながら熱心にメモを取る学生

1年間を費やした研究に、説明にも力が入る

実験に基づくデータを示しながら口頭発表