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2011年7月4日(月)

プレスリリース

歴史を学びたい社会人対象 見て・触って・学ぶ―  帝塚山大学大学院所蔵資料を使った公開講座 ミニチュア大学院『名作絵巻を観る』 8/29(月)~8/31(水) 開講決定!

所蔵資料.JPG帝塚山大学(学長:山本良一  所在地:奈良市帝塚山7-1-1)は、地域社会との絆を強め、共に発展していける広く社会に開かれた大学を目指しています。その取り組みの一環として、帝塚山大学では、学びたいという意欲を持った社会人や地域の方々を対象とした様々な生涯学習の機会を用意しています。                                                                                                                今回は、「通常の講座よりもう少し深く学んでみたい」という方を対象に大学院所蔵資料を使った講座を開講いたします。 『名作絵巻を観る』をメインテーマに、帝塚山大学大学院が所蔵する古写本や、『光源氏系図』を、実際に見て、触っていただきながら学んでいただきます。

 

<講座内容>

日  程:8月29日(月)、8月30日(火)、8月31日(水)3限(13:10~14:40)及び4限(14:50~16:20)

講  師: 関根 俊一(帝塚山大学大学院 人文科学研究科長)、

清水 婦久子(帝塚山大学大学院 人文科学研究科 教授)

会  場:帝塚山大学 東生駒キャンパス 1号館1101教室

定  員:30名(申込多数の場合は抽選。抽選結果を8月上旬頃ご連絡いたします。)

受 講 料:3,000円(資料代含む。初回にお支払下さい。)

申込締切:7月27日(水)必着

受講資格:3日間とも出席できる方

 

【1日目】

演題:「古写本をめぐって」 

講師:関根 俊一(帝塚山大学大学院 人文科学研究科長)
コピー機などなく、印刷も一般的でなかった時代は、古文書や記録、資料などを自ら所持しようとすれば、まずは筆写しなければならなかった。ここでは、仏教関係の資料を中心に、いくつかの古写本や古写経に触れながら、取扱いを含めた基礎的知識を学ぶ。

【2日目】

演題:「源氏物語絵巻から木版本まで」 

講師:清水 婦久子(帝塚山大学大学院 人文科学研究科 教授)
まず、国宝源氏物語絵巻と木版本源氏物語絵巻の複製を間近に見て詞書の書体の鑑賞法や絵の見方を指導する。また、帝塚山大学蔵『光源氏系図』原本を見ながら平安末期の源氏物語享受の一端を学ぶ。そして、近世の出版文化と庶民への普及について、古活字版・各種木版本・絵入り版本15種の原本を手に取りながら追体験する。

【3日目】

演題:「信貴山縁起絵と仏教文化」 

講師:関根 俊一(帝塚山大学大学院 人文科学研究科長)
日本四大絵巻に数えられる「信貴山縁起絵」について、主として『宇治拾遺物語』に依って話のあらすじを理解し、さらに江戸時代に書写された国宝本の忠実な写本を見ながら、底流にある仏教文化について考察したい。

 

【申込方法】

《インターネット》

帝塚山大学ホームページ(http://www.tezukayama-u.ac.jp/social/lectures/)「公開講座」申込みフォームより必要事項を入力してください。

《はがき・FAX》

①講座名 ②郵便番号・住所、③氏名(フリガナ)、④電話番号・FAX番号・E-mail(あれば)、 ⑤年齢・性別 を明記の上、帝塚山大学 公開講座係までお送りください。

 

【申込・問合せ先】

帝塚山大学 企画・広報課 公開講座係

〒631-8501  奈良市帝塚山7-1-1  TEL:0742-48-9192  FAX:0742-48-9030  

 

主 催:帝塚山大学

本件に関する

お問合わせ先

帝塚山大学 企画・広報課 公開講座係

〒631-8501  奈良市帝塚山7-1-1 

Tel:0742-48-9341 E-mail:kikaku@jimu.tezukayama-u.ac.jp

発  信  者

〒631-8501  奈良市帝塚山7-1-1  帝塚山大学 企画・広報課 

Tel:0742-48-9341 Fax:0742-48-9030 E-mail:koho@jimu.tezukayama-u.ac.jp