学生生活

日常生活上の健康管理

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近年、喫煙、飲酒、運動不足、睡眠不足、食生活の乱れにより、若い人でも生活習慣病を患うリスクが非常に高くなっています。日頃から規則正しい生活習慣を心がけ、自分の健康は自分で守りましょう。

1.栄養バランスのよい食事を取りましょう。

1日3回のバランスの良い食事を心がけましょう。特に朝ごはんは一日の活動を始めるうえで大事なエネルギー源です。必ず食べるようにしましょう。

体格指数(ボディ・マス指数) BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)

18.5未満〔低体重(やせ)〕、18.5以上25未満〔普通体重〕、25以上〔肥満〕です。無理なダイエットはせず、適正な栄養状態、栄養素、カロリー摂取を心がけ、また暴飲暴食や過度な偏食を避け肥満や生活習慣病予防に努め、自分の健康体重を維持する自己管理能力を身につけましょう。

2.心身のバランスを整えましょう。

私たちの身体は1日の始まりに朝日を浴びることで、体内時計がリセットされ、規則正しい生活リズムに調整されます。また、十分な睡眠の効果として、勉強や活動によって生じた疲労の回復や脳の休息、記憶の整理定着、免疫機能アップ、体の修復等があります。定期的に身体をリラックスさせたり、自分自身を見つめる時間を作ったりして、心身のケアを行いましょう。そして、自分に活力を与えてくれるような趣味やスポーツ、ボランティア等を見つけて有意義な大学生活にしていきましょう。

3.運動する習慣を身につけましょう。

大学生は、心身の発育、発達の充実期にあたる重要な時期です。体力があるからといっても運動は不可欠です。運動不足は、生活習慣病との深い関係が明らかになっています。活発な運動を行うと、消費エネルギーが増え、体力が向上し、身体機能が活性化することにより糖や脂質の代謝が活発となり、内臓脂肪の減少が期待されます。その結果、血糖値や脂質異常、血圧の改善により生活習慣病の予防につながります。 運動時には、持久力を中心とした運動(速歩やジョギングなど)や、筋力を中心とした運動(筋カトレーニングなど)、また、その前後にストレッチングを加えた準備・整理運動などをバランス良く行いましょう。体力に応じた運動を選択することにより、運動を効果的に安全に行うとともに爽快感が得られ、不安な気持ちを改善するなどの心理的な効果も期待できます。 学生時代から、定期的に運動をする習慣を身につけ、生涯にわたる健康・体力づくりを実践しましょう。