帝塚山大学について

実施報告

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実施報告

実施済みの取組概要を紹介

本プログラムで実施した各種取組の概要を年度ごとにまとめています。
最新の取組やインタビュー記事などの詳細はニュースでご覧いただけます。

勉強会

第1回心理福祉勉強会

日時:平成23年1月18日
場所:学園前キャンパスグループワーク実習室
参加者:学部生24名,大学院生4名,教職員など7名
志満慈子先生(臨床心理士)をお招きして「子どもとの関わりに生かす対象関係論-児童養護施設での経験から」というタイトルで勉強会を行いました。当日は本学の教員や学部生も多く参加し、質疑応答などでも積極的に発言をする場面も見られて、貴重な学習の場になりました。


志満先生による講義の様子

第2回心理福祉勉強会

日時:平成23年2月22日
場所:学園前キャンパス16901教室
参加者:学部生3名,大学院生3名,教職員など5名
講演者に発達障がい児を持つお母さんをお招きして「発達障がいの子どもさんを持つ保護者の体験談を聞こう!~発達障がいの理解と支援のために~」というテーマで勉強会を実施しました。参加者が心理的擬似体験のプログラムを経験することを通して、子どもたちが教室で経験している学習におけるつまずきを知り、それに対して教師や専門家として、どのように子どもたちに関わっていくかをともに考えました。


グループに分かれての
プログラム体験

意見をまとめて各グループで発表

シンポジウム

シンポジウム「こころのケアとサポートの教育」

2月17日本学学園前キャンパスにおいて、心理福祉学部シンポジウム「こころのケアとサポートの教育」を開催しました。

心理福祉学部はここ数年来、地域のなかで様々な問題や困難を抱える人たちに対して、学生をボランティアなどの形で関わらせて、その方達を支援しつつ 学生本人の実践的な学びを促進させていくという形の教育を重視しています。フィールドとしては大学内の取組だけでなく、近隣の市町村の小中学校においても 様々な活動をおこなっています。こうした取組は文部科学省「大学教育・学生支援推進事業 大学教育推進プログラム」に採択されており(取組名「心理福祉分野の学士力基準構築と人材の育成」)、本シンポジウムは、その一環として行ったもので、会 場を訪れた大学関係者9名、民間から2名、学生18名そして一般の方14名、合計43名の参加者は本取組の説明に熱心に耳を傾けていました。

シンポジウムは、蓮花一己心理福祉学部長の挨拶および学部紹介でスタートし、九州大学留学生センター高松里先生による基調講演「サポートグループを用いたコミュニティ支援」が行われました。

続いて、実際に地域との連携のなかで教育効果をあげている取組から、杉本正先生より「障がい者と共に学ぶ~オープンカレッジの取組~」、小西浩嗣先 生より「小学校でのアドベンチャーカウンリングの取組」、中地展生先生より「心理福祉教育推進室の役割と学生の教育」、また、神澤創先生より「心のケアセ ンターでの発達支援活動」について、事例紹介がなされました。

後半はこれらシンポジストによるパネルディスカッションが行われ、今後の課題や展望を明らかにしました。また、フロアからも多数の質問が寄せられ、非常に有意義な場となりました。

その他

ニュースレター発行

平成23年3月にニュースレターの第1号を発行しました。

巻頭言では蓮花一己心理福祉学部長が「心理福祉分野の学士力基準構築と人材育成」について執筆しており、心理福祉学部シンポジウム、のびのびクラスやアドベンチャーカウンセリングなどのプロジェクトチーム活動、そして合同フォーラムや心理福祉勉強会についての内容になっております。

ニュースレターについては、今後も年2回の発行を予定しています。

第1回外部評価委員会

平成23年3月16日(水)に、春日ホテルで平成22年度帝塚山大学 大学教育推進プログラム「心理福祉分野の学士力基準構築と人材の育成」第1回 外部評価委員会を開催しました。

外部評価委員長の甲子園短期大学教授・南徹弘氏や、大阪大学教授・井村修氏、きょう こころのクリニック院長・姜昌勲氏、宝山寺福祉事業団理事長・辻村泰範氏の4名の外部評価委員の先生方が参加され、帝塚山大学からは蓮花心理福祉学部長をはじめ8名の教職員が参加しました。

心理福祉教育推進室より、平成22年度の事業報告や、平成23年度の事業計画の説明を行い、取組を高く評価していただくとともに、今後の課題に関してのご意見をいただくことができました。


外部評価委員会の様子1

外部評価委員会の様子2