研究・社会貢献

公開講座

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2011年3月23日

織物講座「高機+組紐」を開講しました

3月11日、18日、25日の3回に亘って、恵まれた施設を一般の方にも開放することを目的に、特別公開講座として「織物教室」を開講しました。

講座は、織物学を専門とする現代生活学部 居住空間デザイン学科の植村和代教授が担当し、抽選で選ばれた14名が参加し、織物の歴史について学んでいただいたあと、実際に高機(たかはた)を使って、ランチョンマットを作ったり、組紐でストラップを作っていただきました。

今回の織物講座では、帝塚山大学短期大学部卒業生及び現代生活学部 居住空間デザイン学科の橋本 隆義さん、永井 美佳さん、植田 美香さんがアシスタントを務め、普段授業で使っている高機や糸巻き機の使い方やコツを、地域の方々に指導しました。講座を終えて、学生たちは、「地域の人に教えるという体験から、自分が知らなかったことを知ったり、教えることで学べることがたくさんあると気づきました。」と振り返っていました。

また、参加者からは、「ただ作品を作るだけじゃなく歴史も教えていただき、とても印象深い講座でした。」、「知らないことを体験してみることによって見方が深まりました。大学のイメージがアップしました。まちの誇りです。」、「織物を勉強したいと思ってましたが、学べる場がみつけられずいたところに、この様な講座に参加でき、先ず第一歩踏み出せた気がしました。」といった声が寄せられ、学生、受講者同士ですっかり打ち解け、お互いに教えあったりする姿が多く見られた本講座は、大好評のうちに終了しました。