研究・社会貢献
公開講座
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概要 |
本年度の、ウズベキスタン・サマルカンド市シルクロード都市カフィル・カラ城の調査において、玉座のある部屋に近い場所に高級飲食物の食料庫があったことを発見しました。この部屋は中央に柱列が並ぶ特殊な二階構造であり、その一階(地下蔵)の入口側に飲料を入れた大甕(がめ)を据えています。大甕は、内部の炭素付着状態から酒甕と油甕に区別でき、粘土で封をしてスタンプを押して厳重に管理していたと考えられます。部屋の奥には、ムギ・アワ・マメなどを布袋に入れて保管されていました。そのほかニンニク・クルミ・蜂蜜容器が見つかっています。本発表では、この発掘成果から王の食卓を復元して報告いたします。 |
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講師 | 宇野隆夫(帝塚山大学 客員教授) |
日程 | 3月10日(水)~31日(水) |
定員 | なし |
申込 |
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問い合わせ先 | 帝塚山大学 総務課 TEL:0742-48-9122(平日9時~17時) |