研究・社会貢献
公開講座
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概要 |
※講演をお楽しみいただくとともに、開催中の貴重書展示の閲覧ができます。※受講者には講座資料のほかに、ワンドリンクとグッズ、資料目録の特典があります。~~~講演要旨~~~谷崎潤一郎の「春琴抄」(1933年6月『中央公論』に発表)は、発表直後から高い評価を得た作品である。特に川端康成、正宗白鳥といった作家がこの作品を絶賛した。谷崎潤一郎は生粋の江戸っ子であるが、大正12年9月の関東大震災を機に関西に移住し、昭和に入ると大阪、阪神間を舞台にした作品を相次いで発表した。その中でも春琴抄はことに傑出した作品で、読者の想像力をかきたて、さまざまな読みを可能にしてきた。本講座ではこの作品の幾通りかの読みを紹介しながら、どんな視点からどんなことがらが見えてくるのかを考えてみたい。また、昨夏に開催し、好評を博した貴重書展「谷崎潤一郎・耽美の世界 ~肉筆と稀覯本を中心に~」「谷崎文学の挿絵」から、貴重本を中心にピックアップしたコレクションを講座受講者にのみ1日限りで公開。講座とともに展示もお楽しみいただきたい。 |
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講師 | 中島 一裕(帝塚山大学 文学部 教授) |
日程 | 11月7日(土) |
時間 | 14:00~15:30(受付 13:30~) |
開催場所 | 奈良・学園前キャンパス 18号館 18412小講義室 アクセスマップはこちら |
定員 | 40名(申込多数の場合は抽選) 申込締切:10月30日(金) |
申込 |
要 受付は終了いたしました
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問い合わせ先 | 帝塚山大学 図書館 特別公開講座係 TEL:0742-48-9691 (平日9時~17時) FAX:0742-48-9692 |
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