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【近鉄文化サロン阿倍野共催講座】奈良学講座「古の都 奈良を創った人々」(全6回) 歴史

概要

平城京に都があった時代は70年あまりですが、そこにはさまざまな歴史がありました。くり返された皇位をめぐる激しい争いから、庶民の、ほんの些細な日常生活まで、まさに、さまざまなと表現するしかありません。これらの事実の集積が平城京の時代の歴史です。そのなかで、今回は、何人かの人物に焦点をあてて、活躍の姿やいろいろな活動について紹介し、70年あまりの平城京の時代の歴史について考えてみたいと思います。彼らのみが歴史を創ったわけではありませんが、よく知られていて、事績が比較的よくわかる人物を取りあげます。演 題:第1回「長屋王」天武天皇の孫である長屋王は、左大臣まで昇進しましたが、最後は(無実の?)反 逆者となりました。また、平城京の彼の邸宅が発掘調査されたことでも有名です。第2回「聖武天皇」 奈良時代の中頃に20年以上にわたって皇位にありました。激動の時代のなかで、ひ弱なイメージも強いようですが、実際の姿はどうだったでしょうか。第3回「鑑真」苦難を経て唐から、本格的な戒律を日本に伝えました。当時の国際的な人物のひとりです。今年は鑑真の1250年忌でもあります。第4回「藤原仲麻呂」藤原氏の俊才であった仲麻呂は、空前の昇進を遂げ、独裁的な政治体制を作り上げました。しかし、末路は、反乱の末の斬首でした。第5回「道鏡」 称徳天皇に取り入り、皇位に即こうとした非道の僧との理解が一般的ですが、この評価には従いかねます。第6回「平城宮」(臨地講義)現地講義として、平城宮へ行きます。あちこち歩き回ってみようと思います。※インターネットでの申込は受け付けておりません。近鉄文化サロン阿倍野にお問合せください。

講師 鷺森浩幸(帝塚山大学人文学部教授・同大学奈良学総合文化研究所所長)
日程 4~9月の毎月第3月曜日 10:30~12:00 ①4/15・②5/20・③6/17・④7/15・⑤8/19・⑥9/16
時間 10:30~12:00
開催場所 近鉄文化サロン阿倍野
アクセスマップはこちら
定員 30名程度 (申込先着順)
申込 受付は終了いたしました
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問い合わせ先 近鉄文化サロン阿倍野 TEL 06-6625-1771(申込/問合せ受付時間:10時〜20時 日曜・休講日は10時〜17時半)