2014年11月19日
【「東アジア瓦交流」の一日-第169回歴史考古学研究会-】
11月16日(日)、第169回歴史考古学研究会を開催いたしました。今回の発表は、韓国ソウル特別市にある柳琴瓦当博物館館長の柳昌宗氏にお願いしました。当日は「東アジアにおける瓦当文化の交流」のテーマでご発表をいただきました。その内容は中国、朝鮮半島、日本の瓦当文様を概観し、その交流の足跡をたどるものでしたが、中国などの最新情報も多く盛り込まれており、日本の古代瓦を研究する者にとっても有益なものでした。また、アジア有数の東アジア瓦コレクションを所蔵する柳琴瓦当博物館と帝塚山大学附属博物館との展示交流や、ソウルでの歴史考古学研究会の開催の計画も進めることもでき、東アジアの瓦研究を一歩進める一日となりました。