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2024年11月20日(水)

プレスリリース

【プレスリリース】當麻曼荼羅が描く極楽浄土と中将姫の物語へと誘う 第43回特別展示 「當麻寺と中将姫」 ~12月21日(土)まで開催中

 帝塚山大学附属博物館(館長:清水昭博、所在地:奈良市帝塚山7-1-1)は、12月21日(土)まで、葛城市歴史博物館と共催で第43回特別展示「當麻寺と中将姫」を開催しています。
 本展示は、當麻寺で1000年以上続く伝統行事「練供養」が国の重要無形民俗文化財に指定されたことを記念して実施するものです。本学が所蔵する當麻寺関連資料を中心に、葛城市歴史博物館が所蔵する貴重な資料を交え、多角的に當麻寺の歴史と文化を紹介します。
 展示は、①當麻寺へのいざない/堂塔とみほとけ②二上山麓の古瓦/當麻寺と埋もれた伽藍③曼荼羅伝説のはじまり/石光寺(染寺)の由来とともに④當麻曼陀羅の世界/極楽浄土と往生のイメージを絵解く⑤中将姫伝説のひろがり/法如比丘尼としての絵姿とともに⑥當麻寺護念院と練供養/その近代、そして今、という6部構成。合計32点を展示し、主な出品物には當麻曼荼羅を16分の1サイズで写した木版手彩色の作品「當麻曼陀羅図」(江戸・帝塚山大学蔵)、仏の化身によって曼荼羅が織られる場面を描いた版本「當麻曼陀羅絵抄 中将姫之巻」(貞享5年(1688)開版・帝塚山大学蔵)、中将姫が菩薩の来迎を受ける情景などを描いた5冊組の版本「中将姫一代記」(寛政13年(1801)開版・帝塚山大学蔵)などがあります。
 本展示を通じて、1000年以上信仰され続けてきた當麻曼荼羅の歴史と中将姫の伝説の一端に触れていただきたいと思います。

第43回特別展示『當麻寺と中将姫』
【開催期間】 ~12月21日(土)
【開館時間】 午前9時30分~午後4時30分
【休 館 日】 日曜・祝日
【入 館 料】 無料 
詳しくはhttps://www.tezukayama-u.ac.jp/museum/lecture/

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