2023年3月29日(水)
お知らせ
令和4年度後期 教職員教育功績表彰の授与式を行いました
3月17日(金)、東生駒キャンパスで教職員教育功績表彰の授与式を行いました。
「教職員教育功績表彰」とは、教育実践に顕著な成果をあげた教職員に対して、その功績を表彰することにより、本学の教職員の意欲向上と本学の教育の質の向上と教育実践活動の活性化を図ることを目的として定めた「帝塚山大学教職員教育功績表彰規程」に基づくものです。
表彰式では、蓮花一己 学長が令和4年度後期に表彰の対象となった経済経営学部経済経営学科 田中 雅子 教授とに心理学部心理学科 中地 展生 教授に表彰状と記念品を授与しました。
田中教授のゼミでは、「優良企業を見る目を養う」ことをテーマに掲げ、大阪や沖縄の企業を訪問するフィールドリサーチを行っています。ゼミ活動を通じて、田中教授は本学が推進するアクティブ・ラーニング型授業を積極的に実践し、学生の問題解決能力や発想力を向上させることで、望む進路へと導いてきました。また、田中教授は令和4年度の「経営哲学学会賞」を受賞し、自身の研究成果を学生の教育に反映させた指導にも定評があります。
中地教授は長年、学生ボランティアとともに奈良県内小学校での不登校児童への支援を続けています。中地教授の指導のもと、令和3年学部生が主体となって実施した「ストレスマネジメント教育」での成果は、その後、奈良県主催の令和4年度「県内大学生が創る奈良の未来事業」では、心理学部の学生たちによる政策提案「子どもたちの心の健康をサポートする~心理教育アプローチの活用~」が最優秀賞への受賞へとつながりました。また、中地教授は心理臨床職の専門家の育成にも尽力し、多く臨床心理士や公認心理師を世に送り出しています。
両教授のこれらの教育活動における功績が、この度の受賞へと結びつきました。
本学では今後もこのように教職員への顕彰を続け、意識を向上させることで、より高い教育を実践してくよう努めます。