山添村と包括連携協定を締結しました

本学は、2月14日（火）、山添村と、地域の観光、産業、教育、研究、文化、地域資源の活用に関することなど、多様な分野において相互に協力し、地域社会の持続的な発展と人材育成に寄与することを目的とした連携協定を締結しました。自治体との包括連携協定は、山添村で8件目となります。

山添村とは、これまでにも、旧西豊小学校の再生プロジェクトや、てんまる学習教室での講師派遣などの事業に学生が参加していたほか、村の文化資源の調査などの学術面でも本学の教員がかかわってきました。

今後は、実績のある学術交流での連携にとどまらず、幅広い分野での協働を計画しています。最初の連携事業として、山添村に点在する有形文化財の調査と実態把握に本学の教員と学生が参画する予定です。

協定式において、蓮花一己帝塚山大学長は「教員と学生とが研究と学びの力を生かし、山添村の皆様方とともに村の文化資産の魅力発信に取り組んでいきたい」と話し、野村栄作村長は「山添村は文化財の宝庫。大学の専門的な知識をお借りしながら、両者がWinWinとなるような事業を展開していきたい」と語りました。その後、山添村教育委員会の池住寿弘教育長より、連携事業として始められる文化財調査について具体的な説明がなされました。

本学は「実学の帝塚山大学」として、山添村の新たな魅力創出につながる事業に積極的に取り組んでまいります。