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2023年2月6日(月)

プレスリリース

【プレスリリース】いじめや不登校の予防に コロナ禍でストレスを抱える小学生に大学生がストレスマネジメント教育

 帝塚山大学(学長:蓮花一己 所在地:奈良市帝塚山7-1-1)心理学部心理学科の中地展生教授(専門分野:臨床心理学/不登校、ひきこもり、地域支援)と山口祐子准教授(専門分野:臨床心理学/教育・学校心理学)らのゼミに所属する学生14人(3年生と4年生)が、2月10日(金)、生駒市内の小学校において「聞き上手、話上手になろう!」と題し、6年生を対象にしたストレスマネジメント教育を行います。
 このストレスマネジメント教育は、コロナ禍で増えたとされる学校でのいじめや不登校などの問題の解決に向けて、子どもたちの心の健康を育む「心理教育」のアプローチを学校現場で活用するもの。子どもたちは、寸劇やグループワークなどを通じて聞き方や話し方を学び、自分や相手の感情、思考、行動の仕方などに向き合うことで、学校やクラスでのより良い人間関係づくりに役立てます。
 今回、同小学校の4クラスで行う授業のうち、9:50〜10:35の実施分をメディアの皆様に公開します。

【実施要項】
聞き上手、話上手になろう!  心理学部学生によるストレスマネジメント教育
日時:2/10(金) 1限〜4限(8:55~12:25 公開授業は9:50〜10:35)
場所:生駒市内小学校
対象:6年生(4クラス/1クラス児童30人前後) 
講師:心理学部心理学科 中地展生教授・山口祐子准教授らのゼミ生(3年生 9人・4年生 5人)
内容:1)学生による全体講義 寸劇などを交えて   2)グループワーク

【本件の背景】
◆この取り組みは、2021年、コロナ禍で学校生活もままならずにストレスを感じている小学生に対して、大学で学んだ心理学の知識で何かできないかと、学生が考えたことから始まった。
◆初回授業は2021年11月。今回の実施校とは異なる生駒市内の小学校で行われた。当時の心理学部心理学科3年生(現4年生)の成果を引継ぎ、2度目となる今回は現3年生がメインで担当している。
◆この取り組みを通じて得られた気づきや学びをもとに提案した「子どもたちの心の健康をサポートする~心理教育アプローチの活用~」が、令和4年度「県内大学生による未来事業提案」で最優秀賞を受賞。令和5(2023)年度より、奈良県において事業化が予定されている。

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【お問合わせ】帝塚山大学 入試広報課 〒631-8501  奈良市帝塚山7-1-1 Tel:0742-48-9149 E-mail:koho@jimu.tezukayama-u.ac.jp