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2023年9月29日(金)

プレスリリース

【プレスリリース】小学校の立地や修学旅行先に応じて平和学習をオーダーメイド 学生が教える「奈良県と戦争」 10/5と10/19

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帝塚山大学(学長:奥村由美子 所在地:奈良市帝塚山7-1-1)法学部法学科の末吉洋文教授(専門:国際法、平和学)のゼミが、小学生向けに「奈良県と戦争」をテーマにした平和学習を実施します。
この平和学習は、コロナ禍で広島や長崎へ修学旅行に行けなかった小学生や中学生を対象に、身近にある戦争遺跡や戦争にかかわるできごとを学び、平和への意識を高めてもらうことを目的として、2年前にスタートしました。各校の要望をヒヤリングし、「戦争と平和」について児童に多角的な視点を持ってもらえるよう、個々の状況に応じた平和学習を行っています。
今年の実施校は2校で、10月5日(木)に斑鳩町立斑鳩東小学校(斑鳩町法隆寺南2-11-5)の6年生、10月19日(木)は奈良市立東登美ヶ丘小学校(奈良市東登美ヶ丘4丁目21-33)の6年生を対象に、学生が講師となって授業を行います。

2023年度 平和学習の特徴
1. 学校の希望に応じたオーダーメイドの平和学習
 ①児童が興味を持ちやすい学校近辺の戦跡を紹介し、身近なところから視野を広げるきっかけに。
 ②末吉ゼミによる戦跡デジタルマップ(https://sueyoshi0.wixsite.com/tzk-peacestudies)に新たな情報を追加。奈良県以外の情報も充実させ、修学旅行の事前学習にも対応。
2. コロナ禍明けだからこそできる完全版のプログラム
 修学旅行での現地学習が実施可能となったことから、「奈良県と戦争」の学習に加え、広島や長崎に関しての学習や、今世界で起こっている戦争(ウクライナ情勢)、戦災遺児の方による講演などを組み合わせ、「戦争と平和」を総合的に学べるように構成。
3.学生が講師を務める探究型学習
 戦跡デジタルマップを活用し、クイズや暗号解読などのゲーム的要素を授業に加え、飽きずに学習できるように工夫。グループディスカッションや事後学習も行い、調べた情報を知識から理解へ。
4. 平和学習の新たな展開
 3年に及ぶ平和学習の実施が評判を呼び、教員向けの平和教育の講習や、奈良県外での戦争遺跡デジタルマップの作成支援など、平和学習の輪が新たな広がりを見せています。

【実施要項】
①斑鳩町立斑鳩東小学校(2021年実施実績あり、2度目の開催)
日時:10/5(木) 3時間目、4時間目(10時40分〜12時15分)(45分授業、間に休憩を挟む)
場所:斑鳩町立斑鳩東小学校(斑鳩町法隆寺南2-11-5)
対象:6年生1組~3組(94人) 
講師:法学部法学科 末吉教授ゼミ生(3年生 6人 4年生 7人)

②奈良市立東登美ヶ丘小学校(2022年度実施実績あり、2度目の開催)
日時:10/19(木) 3時間目、4時間目(10時40分〜12時15分)(45分授業、間に休憩を挟む)
場所:奈良市立東登美ヶ丘小学校(奈良市東登美ヶ丘4丁目21-33)
対象:6年生1組〜3組(約90人)
講師:法学部法学科 末吉教授ゼミ生(3年生 6人 4年生7人)

報道発表全文(実施内容の詳細を含む)はこちら

本件に関するお問い合わせ 入試広報課 0742-48-9149