2019年9月25日(水)
イベント・講座
秋季特別展示「絵と道具でたどる昔の奈良のくらし」の開会式を県立民俗博物館で行いました
9月21日(土)から12月1日(日)にわたり、奈良県立民俗博物館で開催する秋季特別展示「絵と道具でたどる昔の奈良のくらし」の開催初日、展示開催にあたってご協力をいただいた永井清繁氏のご係累の方々や地域の方々の列席のもと、開会式を実施しました。



蓮花学長は開会の挨拶のなかで、本学文学部の学生や大学院人文科学研究科の大学院生が本展示開催にさまざまな形でかかわったことに触れ、「大学で身につけた専門的な知識で奈良の新たな魅力を再発見し、新たなかたちで発信するということこそ、本学が取り組む「奈良学」の根底にある考えでもあり「実学の帝塚山大学」を標榜する本学の学びの真髄である」と努力を続けてきた学生たちを激励し、同時に、学生に対して実践的な学びの機会を作ってくださった県立民俗博物館に対して謝辞を述べました。

絵に描かれた「とんび」や「ステッキ」など、一つ一つの展示品を丁寧に説明していく清水さん。指導教員の高田教授や県立博物館の学芸員の方が心配そうに見守るなか、緊張しながらも最後までやり遂げることができました。聞けば、展示が完成したのは前日の夜遅くだったということで、清水さんの解説が終わったとたん、学芸員の方が清水さんの奮闘をたたえながら思わず感涙する姿も。
二人に向けて見学者からは一際大きな拍手が贈られ、会場はあたたかい空気に包まれました。