ニュース

2019年10月4日(金)

プレスリリース

本日開幕! 帝塚山大学附属博物館 第13回企画展示 「絵馬 -届けよ祈り、あまたの想いを絵馬に込めて-」 10月4日(金)~10月31日(木)まで

動物や武者絵などユニークな図柄の絵馬が大集合
本日開幕! 帝塚山大学附属博物館 第13回企画展示
「絵馬 -届けよ祈り、あまたの想いを絵馬に込めて-」
10月4日(金)~10月31日(木)まで

帝塚山大学附属博物館(館長:清水昭博 奈良市帝塚山7-1-1)では、2019年10月4日(金)~10月31日(木)まで、第13回企画展示「絵馬 ―届けよ祈り、あまたの想いを絵馬に込めて―」を開催します。

願いや悩みの解決を願って神仏に絵馬を奉納するという起源は、奈良時代にまで遡ることができます。当初は馬のみであった図柄は、時代を経るにつれバラエティに富むようになり、形や大きさもさまざまなものが現れるようになりました。

今回の企画展示では、絵馬奉納が盛んになった近世以降の絵馬を中心に、本学所蔵の絵馬を47点出陳します。展示されるのは、動物絵馬(馬、虎、牛、蟹、犬、鳩、狐、蛇)、武者絵馬(勇壮な武者を描いた絵馬)、仏教絵馬(文殊菩薩の眷属である優填王(うでんおう)と獅子:上部写真のもの)、心に錠図絵馬(禁酒、禁煙、博打をやめるなどを誓った絵馬)、変わり種絵馬(大根、蛤)の大きくは5種類。最古の絵馬に属する日笠フシンダ遺跡出土絵馬(レプリカと復原)を始めとするユニークな図柄の絵馬がずらりと並びます。

さまざまな意匠の絵馬を通して、往時の人々が絵馬に込めた願いに触れ、伝統的な奉納習俗についても理解を深めていただきたいと考えています。

報道発表資料全文はこちらからご覧ください。

絵馬 ―届けよ祈り、あまたの想いを絵馬に込めて―
展示/開催期間 2019年10月4日(金)~10月31日(木)
休館日 日曜・祝日 ただし、10/14(月曜・祝日)は開館
入館料 無料 【問い合わせ先】帝塚山大学附属博物館 TEL:0742-48-9700 FAX:0742-48-8783

【関連イベント】
1.秋季企画展関連文化財講座(全2回)
(1)日時:令和元年10月5日(土) 14時~15時30分
     演題:「古代の絵馬 ―天平人の祈り―」
  講師:清水昭博(帝塚山大学附属博物館館長) 
(2)日時:令和元年10月19日(土) 14時~15時30分
     演題:「中近世の絵馬 ―十人十色 祈りの世界―」
     講師:戸花亜利州(帝塚山大学附属博物館学芸員) 
2.ギャラリートーク(全2回)
    10月19日(土)15時45分~16時15分、10月26日(土)13時~13時30分
3.絵馬作り
    日時:10月19日(土)10時00分~11時30分
    申込:10月8日(火)までに博物館までメールで申込(arch@tezukayama-u.ac.jp)。
            応募者多数の場合は抽選。参加の可否については10月11日(金)までに連絡。参加費無料。
    対象:小学生から大学院生  定員:10名