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2018年10月29日(月)

プレスリリース

11月3日(土・祝)、第70回正倉院展記念 正倉院展特別公開講座「写された正倉院宝物」

第70回正倉院展記念 正倉院展特別公開講座「写された正倉院宝物」
講師 帝塚山大学 文学部 牟田口章人 教授
11月3日(土・祝) 東大寺総合文化センターにて

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帝塚山大学(学長:蓮花一己 所在地:奈良市帝 塚山7-1-1)は、11月3日(土・祝)、東大寺総合文 化センター 小ホール(奈良市水門町100)にて 第70回正倉院展記念 正倉院展特別公開講座 「写された正倉院宝物」を開催します。

正倉院の宝物が市民に公開されたのは明治に なってからで、正倉院宝物のすばらしさに魅了 された人々は相次いで写真や版画でその姿を写 し取ろうとしました。最古の正倉院宝物の写真 は明治5年(1872年)に自家製の立体写真で撮 影されたもので、国の重要文化財に指定されています。明治14年(1881年)、大蔵省の印刷局が発行した『国華余芳 正倉院御物(こっかよほう しょうそういんぎょぶつ)』は、19世紀の日本の印刷技術の頂点を極めた もので、幻の印刷物としてごく一部の図書館などに残されているだけです。

今回の公開講座では今年の正倉院展に出陳される宝物の解説に加え、精緻な筆致で正倉院宝物が表現され た、多色石版印刷『国華余芳 正倉院御物』(講師所有)を直接ご覧いただくことで、正倉院宝物に魅せられた明 治の人々の夢の跡をたどり紹介します。

また、講演の後は正倉院「正倉」外構現地に赴いて、講師の解説をお楽しみいただきます。

第70回正倉院展記念 帝塚山大学公開講座「写された正倉院宝物」

日時:2018年11月3日(土・祝)10:00~12:30(受付は9:30~)

会場:東大寺総合文化センター 小ホール(奈良市水門町100)

講師:牟田口章人(帝塚山大学 文学部教授) 10:00-

講義 11:40ごろから 正倉院(正倉)外構現地にて解説(予定)

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帝塚山大学   広報課

Tel:0742-48-9192  koho@jimu.tezukayama-u.ac.jp