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2016年9月26日(月)

お知らせ

【奈良学】公開講座&ウォーク『豊浦寺』~歴史編・考古編・美術編~ が開催されました

帝塚山大学は、公益財団法人古都飛鳥保存財団と飛鳥をフィールドとした生きた大学教育の推進並びに飛鳥地域の保存・発展に寄与することを目的に、2008年より連携協定を結んでおり、様々な取組みを行なっております。

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上記連携事業の一環として、9月24日(土)に健康福祉センター「たちばな」(奈良県高市郡明日香村)で『豊浦寺』をテーマとして、歴史・考古・美術の3分野ごとに文学部の教員3名による公開講座が開催され、46名の方が参加されました。

午前の部では、歴史編:鷺森浩幸教授、考古編:清水昭博教授、美術編:杉﨑貴英准教授が担当し、『豊浦寺』という一つのテーマに沿ってそれぞれの専門分野の講義が行なわれました。

午後の部では、午前の豊浦寺にまつわる3ジャンルの講演に因んだコースを散策し、豊浦寺跡地に建つ向原寺を訪れ、講師の解説を交えながら、境内の豊浦宮跡遺構や秘仏を拝観しました。

参加者からは「3つの方向からテーマを考察し深めていく本企画は、極めて興味深く効果的な手法だと思います。」、「一つの寺院を三つの視点で学べ、とても楽しめました。」といった感想を始め、高い評価を多数いただきました。

歴史編 講義の様子(鷺森教授)

甘樫丘東麓遺跡 見学の様子(清水教授)

質疑応答の様子(杉﨑准教授)

豊浦宮跡遺構 見学の様子