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2016年8月5日(金)

イベント・講座

オープン講座「源氏物語の教育的役割」「考古学からみた飛鳥の古代寺院」を開催しました

8月5日(金)、大阪府・奈良県の公私立学校の教職員の先生方を対象とした夏季オープン講座を奈良・東生駒キャンパスで開催し、「源氏物語の教育的役割」を1101教室、「考古学からみた飛鳥の古代寺院」を1102教室にて開催しました。

講座初日の1講座目として清水婦久子教授(本学文学部長)による講座「源氏物語の教育的役割」が開講され、9名の方が参加されました。
講座では、源氏物語についての詳しい解説とともに、源氏物語にまつわる本学所有の貴重な資料に加え、本学文学部の学生による源氏物語を題材とした「オリジナルかるた」の事例が紹介されました(写真)。

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受講生の方からは、
「授業を考える上で参考になる講座でした。特にかるたについては参考になりました」
「源氏物語をについて、新しい視点から理解を深めることができました」
という感想をいただきました。

 

午後からは、清水昭博教授(本学考古学研究所長・附属博物館長)による講座「考古学からみた飛鳥の古代寺院」を開講し、7名の方が参加されました。
古代寺院の心礎・舎利容器・瓦などから大陸とのつながりや歴史・文化の流れを読み解く講座となりました。

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受講生の方からは、
「興味深い内容で、あっという間の90分でした」
「瓦のことがよくわかり、面白かったです。授業での生徒の興味喚起に役立てたいと思います」
などの感想をいただきました。

受講いただいた皆さま、ありがとうございました。

源氏物語について説明する清水婦久子教授

貴重な資料が展示されました

講座概要について説明する清水昭博教授

瓦の構造については板書で詳しい解説が行われました