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2015年12月4日(金)

クラブ

女子バレーボール部、初の全国大会出場を白星で飾る!

関西大学バレーボール連盟(以下、関西学連)1部所属の女子バレーボール部は12月1日、名古屋市稲永スポーツセンターをメイン会場に開催された「第62回秩父宮妃賜杯 全日本バレーボール大学女子選手権大会・ミキプルーンスーパーカレッジバレー2015(通称:全日本インカレ)」に挑み、創部以来はじめての出場で見事初勝利をおさめました。

全日本インカレは、東日本インカレ・西日本インカレを勝ち抜いた16校と、全国9地域の学連から選抜された48校を加えた全64校が日本一の座を争う、まさに大学バレーボール界の頂点を決める大会であり、これまでもこの大会で活躍した選手から日本代表候補が生まれるなど、トップレベルの戦いが繰り広げられるカレッジバレーの祭典です。

 

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▲写真:全日本インカレ会場には全国9学連の旗がたなびく

 

春季リーグ戦5位・秋季リーグ戦8位の成績により、関西学連からの推薦を受けて初出場の切符を手に入れた本学の初戦の相手は、強豪がしのぎを削る関東学連2部5位の中央学院大学となりました。

 

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▲写真:試合開始前、対戦する中央学院大学メンバーと握手を交わす


試合序盤では全国大会未経験の緊張からか、チームプレーが機能せず平凡なミスで失点を重ねるなど不安を感じる場面もありましたが、挑戦者の意識を持って平常心を取り戻した結果、今までの厳しい練習で培った、粘りの攻守でポイントを重ねていく「帝塚山バレー」の流れを徐々に取り戻し、終わればセットカウント3-0のストレート勝ちで中央学院大学を下し、初の全国大会出場を白星で飾りました。(第1セット:25-23、第2セット:25-16、第3セット:25-22)

翌2日の2回戦では、過去には優勝経験もある東京女子体育大学(関東学連1部7位)と対戦し、第3セットでは得点差を広げて一時優勢に立つ展開をみせるも、その後形勢を逆転されてセットカウント0-3で涙を飲み、今大会にピリオドを打ちました。(第1セット:13-25、第2セット:22-25、第3セット:21-25)

この試合をもって、チームを4年前に原点から創り上げ、プレーヤーに裏方にとまさに全身全霊で牽引してきた4年生メンバーは引退となり、3年生以下のメンバーと来春に加わる新入生とともに新チームを始動させることとなります。

再び全日本インカレのコートへ舞い戻るべく、そしてそこで1戦でも多くプレーができるように、彼女たちはキャンパスに戻ったその日から厳しい練習を再開させていました。

これからも女子バレーボール部の活躍にご期待ください!

コートに入場するや否や部員全員で輪を描いて士気を高める

出場メンバー・監督・4年生のスタッフらで円陣を組む

試合中盤には緊張もほぐれたのか、喜びの表現にも変化が

身長185cmの対戦選手のブロックを物ともしない奥野選手のスパイク