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2015年2月26日(木)

お知らせ

【心理科学研究科】博士前期課程および博士後期課程の研究論文の発表会を開催

大学院心理科学研究科 博士前期課程・博士後期課程の研究論文の発表会を開催
修士15名、博士1名が最前線の成果を発表!

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1月23日(金)、24日(土)の両日にわたり、本学奈良・学園前キャンパス10号館3階のグループワーク実習室で16の研究論文の発表が行われました。

今回は、博士後期課程が誕生して3年目にあたり、1名が博士論文に挑み、また、博士前期課程の修士2年生が2年間温めていた修士論文の発表を行いました。

二日間にわたり修士の1年生全員による司会進行、運営で本学大学院教授スタッフ他、非常勤講師、研究生・研修生、この4月に大学院進学予定の4年生も交え、活発な成果発表の会となりました。

心理学専修の2名は、研究デザインがしっかりしており、いずれも最先端を走る研究で特に参加者の関心を惹いていました。

一方、臨床心理学専修はテーマにあるように多彩な内容で、質的研究の具体的分析法として、修正版グランデッドセオリー理論による研究が「モデルの構築のために優れた手法である」との評価を得ていました。

発表者に対しては厳しい質問が多く出ましたが、社会にさらに還元するために学会誌への投稿、学会での発表が求められ、同時に博士前期課程を修了しても研究に対する姿勢を持ち続けるように、との激励の言葉もありました。

また、今回、貴重なデータの提供を受けた調査を協力してくださった施設、公的・私的諸機関に対してのフィードバックも必ずするようにとの話もあり、大学院の締めくくりにふさわしい充実の会となりました。

研究論文発表会の発表テーマ一覧(PDF)

質問をする水野教授

発表の様子

発表の様子

集合写真(1名が足の怪我のため写真には掲載されていません)