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2015年3月17日(火)

お知らせ

第3回ICTトラブルシューティングコンテストを開催しました

「第3回ICTトラブルシューティングコンテスト」が帝塚山大学東生駒キャンパスにて3月13日(金)から3月15日(土)の3日間の日程で開催されました。ICTトラブルシューティングコンテストとは、全国の専門学校生、大学生、大学院生を参加者とした、サーバー・ネットワークインフラのトラブルを解決する技術を競うチーム戦です。

このコンテストは、サーバやOS、ネットワーク機器に関する個人の技術力を競うだけではなく、チーム内でコミュニケーションをとり、役割分担などによって協力し、効率的に問題を解決していく経験を養うとともに、同分野同世代の技術者と競うことで技術力を練磨し、インフラ技術の情報交換と技術者間交流を深める事を目的としています。

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さらに、本コンテストの大きな特色として、企画、運営の全てが学生達によってなされる、学生の、学生による、学生のためのコンテストとなっています。
運営チームは、毎日夜遅くまで作業を行いながら、限られた時間の中で見事なチームワークと卓越した技術力により、複雑なネットワークの構築、高度なサーバの設定などを着々と進めていく様子が見られました。 

ICTEPCネットワーク教育ワーキンググループ主催で、これまで第1回(大阪)、第2回(東京)大会が開催されており、今回が第3回となりました。

初日の13日は、講演会およびネットワーク系資格試験にチャレンジし、コンテストは14~15日の2日間にわたって開催され、東北から四国地方まで全国から12チーム55名が参加し、運営学生16名(うち帝塚山大学から4名)が運営を行いました。 

コンテストの問題には、仕様書通りにネットワークを構築し、サーバのチューニングを行い、トラブル発生時には原因究明や報告を行いつつ、技術を駆使してトラブルを解決するという、実際の情報システムの現場で発生している、非常に実践的な出題が見られました。
参加者は、高い緊張感の中、チーム内での相談やインターネットでの情報収集を行いながら、問題に取り組んでいました。
コンテストの最優秀賞には、関西大学チームが輝きました。

第1回コンテストから運営に関わってきた日置慎治教授(本学経営学部長)は、「今後も同様の活動を積極的に行っていきたい。」と話しています。

【参考リンク】
経営学部ニュース「第3回ICTトラブルシューティングコンテストを開催しました!」

◇ 「Cisco Japan Blog」に掲載されました!(2015/3/27)
問題作成・検証から運用まで!学生が構築するトラブルシューティングコンテスト(4) ―トラコン本選レポート