ニュース

2015年2月24日(火)

お知らせ

第2回FDフォーラムを実施しました

2月20日(金)、奈良・学園前キャンパス18311大講義室にて、平成26年度弟2回FDフォーラムを開催しました。本フォーラムは本学教職員を対象に本学のFD活動の一環として開催するもので、教員・職員合わせて約80人が参加しました。

今回は「質を伴った主体的な学習を促す学士課程教育の質的転換」というテーマで、京都大学高等教育研究開発推進センター教授の溝上慎一先生にご講演いただきました。

講演で、溝上先生は大学設置基準上での「学修」と「学習」の違い、「トランジションの文脈で求められる主体的な学習態度」、そして「インサイドアウトとしての(主体的な)学習態度=プロアクティブラーニング」などに触れられ、2012年の「質的転換答申」についてわかりやすく解説されました。

アクティブラーニングを推進するには、図書館や、ラーニングコモンズなどの学習環境を整えることが重要であるとし、アクティブラーニングの実践には他校の先進的実践例から学ぶことも欠かせないと主張されました。

教職員からは「どのように実践してよいかわからなかったアクティブ・ラーニングの良い参考例となった」という感想が聞かれました。

本学は今後もFDに注力し、教員の教育方法の改善を通して、質の高い授業の実践に取り組んでいきます。

講演する溝上先生

多くの教職員が熱心に耳を傾けていました