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2014年2月15日(土)

イベント・講座

「研究・実践学生発表祭」を開催しました

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2月15日、奈良・東生駒キャンパス図書館2階のアクティブラーニングスペース「Cキューブ」において、「研究・実践学生発表祭」を開催いたしました。

この発表祭は本学学生が日ごろの研究成果を発表し、学生相互に活発に議論しあい、より学びを深めていくことを目的としたもので、本学学生7組の発表に加え、学術交流に関する包括協定を締結している多摩大学(東京都多摩市)、本学経営学部と高大連携に関する協定を締結している奈良県立奈良情報商業高等学校による招待発表がありました。

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発表祭は本学岩井学長の開会挨拶にはじまり、経営学部、経済学部、心理学部の学生がそれぞれ15分という制限時間のなかで、日ごろの研究の成果、取り組みについて、発表を行いました。

「ネットパトロール」について発表した経営学部小林さん(写真右)は昨年開催されたプレゼンテーションの第一人者であるガー・レイノルズさんを意識した説明を行っていました。

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このほか経営学部からは「ホテルにおけるサービスクオリティと顧客満足の関係について」(アラファト・ヌルタイさん:写真右)、「奈良県大学生がつくる未来事業-政策として実施過程における学び-」(海藤さん・道畑さん)をテーマとした発表が行われました。経済学部からは、「公平なプロスポーツの運営」のほか、今まさに就職活動真っ只中である山本さんと屋良さんより「女性就業率UPへの道」と題した発表がなされました。

【トピックス使用】IMG_0632.JPGらに、奈良・学園前キャンパスからも学生が集まり、心理学部川本さんは「目標設定がゲームオーバー時の悔しさと満足感に与える影響」を、同学部村井さん(写真右)は「育児ストレスを軽減するための訪問内観の試み-GTAによる分析を通して-」と題した研究成果の報告を行いました。いずれも発表後には、教員をはじめ、学生から積極的に質問や意見が出され、発表者はそれに真摯に答えていました。

途中、奈良情報商業高等学校の生徒により、「『奈良まなびや』2013年の取組について」とのテーマで招待発表がありました(写真下左)。平成20年に協定を締結した同校の生徒も、大学生に交じっての発表を経験することで、高大連携を一層推進する機会となりました。

また、平成22年に「学術交流に関する包括協定」を締結した多摩大学からは、「活・西東京プロジェクトでの事業所紹介活動-産官大学ゼミの新しいつながりを目指して-」、「地域と暮らしを楽しく-学生と市民の連携によるコミュニティデザイン-」をテーマとした招待発表もありました(写真下中央・下右)。なお、発表祭前日に奈良市では24年ぶりの大雪警報が発令され、学生の安全を配慮して、指導教員である中村教授、梅澤准教授からの発表となりました。

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最後は、多摩大学諸橋副学長より、異なる分野の研究発表がなされ、総合大学ならではの取り組みであったとの講評および閉会挨拶がありました。

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終了後は食堂に場所を移し、懇親会を開きました。本学で産学連携により学生が開発に携わった「学長ラムネ」「梅ラムネ」を試飲するなど、参加者同士発表に関して意見交換を行い、友好を深めていました。

挨拶を行う岩井学長

学生は鋭い質問にも真摯に答えていました。

電子黒板を用いてわかりやすく研究成果を発表していました

学生の熱心な発表に聴衆は耳を傾けていました