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2013年3月1日(金)

プレスリリース

昨年10月に奈良コンソーシアムと締結したネットパトロール事業協定の活動について

帝塚山大学(学長:岩井 洋 所在地:奈良市帝塚山7-1-1)では、平成24年10月9日(火)、奈良県などが立ち上げた青少年を有害環境から守る奈良コンソーシアム(以下、「奈良コンソーシアム」という。)とネットパトロール事業の協定を締結しました。同月から現在まで学生がネットパトロールに取り組み、具体的な成果が出てきましたので、あらためて協定締結の経緯とその後の具体的な活動につきましてご報告いたします。

近年、インターネットや携帯電話やスマートフォンの普及に伴い、親の知らないところで子ども達がトラブルに巻き込まれています。また、県内の中・高校生が「学校非公式サイト」などに問題のある書き込みをおこなったり、それに起因するトラブルが後を絶たない状況です。このことから、奈良コンソーシアムと帝塚山大学との協働による「ネットパトロール事業」に関する協定を締結し、子どもを犯罪の被害者にも加害者にもさせないように、青少年が安全・安心してインターネットを利用できる環境を整備するために、情報教育に取り組む本学経営学部(日置慎治学部長)および学部学生がサイト検索を進めていくことにしました。 

具体的な活動としては、本学の学生7名が、インターネットの最新情報に詳しい知識と技術を使って、自身の経験等を踏まえつつ検索します。多くの中高生はパソコンよりも携帯電話を利用することから携帯電話で閲覧可能なサイトを検索します。検索は、奈良コンソーシアムからレンタルされた携帯電話5台を使用しています。今回の検索の範囲は、階層の奥深くまで入らず、パスワードの規制がかかっていない誰もが見られるところまでとしました。検索の結果、青少年による個人情報の公開などの書き込みを発見し、奈良コンソーシアムへ報告しました。 

この事業の重要性を鑑み、今後も帝塚山大学と奈良コンソーシアムが協働しながら、事業を継続して実施していく予定です。

貴社メディアにおかれましても、ぜひともお取り扱いいただきたく、ご検討のほどよろしくお願い申し上げます。

 

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