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2011年1月27日(木)

プレスリリース

リクエストにお応えして開講決定!帝塚山大学の織物実習室を一般の方に開放して織物講座を開催。帝塚山大学短期大学部卒業生と帝塚山大学学生がアシスタントを務めます。

帝塚山大学(学長:山本良一  所在地:奈良市帝塚山7-1-1)は、大学における教育・研究の成果を、地域へ還元することを目的として、多種多様な公開講座を開講しています。昨年冬、帝塚山大学の織物実習室を一般の方に開放し、開講した特別公開講座「腰機に触れる」が大好評でしたので、リクエストにお応えして、織物講座「高機と組紐」を開講します。 

帝塚山大学 学園前キャンパスの現代生活学部 居住空間デザイン学科には、100機を超える織物に関する様々な機具があり、日々学生が様々な作品を制作し、感性を磨いており、今回の講座では、帝塚山大学短期大学部卒業生と帝塚山大学 現代生活学部 居住空間デザイン学科の学生が、講座のアシスタントを務めます。

【講座概要】

織物は、約1万年前頃、衣服の革新として発明されました。それは、人類初の機械生産であったと思われます。本講座では、まず、それ以前の技術である「組み」や「編み」との違いについて考えます。そして、織物を作る仕掛けの一つである高機の仕組みを知り、ランチョンマット等を作ります。平行して、ほとんど道具を用いない組紐の方法で、ストラップ等も作ります。

楽しい手作業を通して、ものづくりの意義を再考したいと思います。

 

講    師:植村和代(帝塚山大学 現代生活学部 居住空間デザイン学科教授)

アシスタント:帝塚山大学短期大学部卒業生・帝塚山大学学生

材  料  費:1,000円(3回分の材料費として、3/11にお支払下さい。)

定       員:16名 ※申込多数の場合は抽選にて受講者を決定いたします。

開   催   日:第1回3/11(金)、 第2回3/18(金)、 第3回3/25(金)

時       間:毎回10時~12時 

申 込 締 切:2月28日(月)※当日消印有効

 

【申 込 方 法】

■インターネット:http://www.tezukayama-u.ac.jp/social/lectures/2011/01/18/post-9.html よりお申込

■はがき・FAX:①講座名 ②郵便番号・住所 ③氏名(フリガナ) ④電話番号・FAX番号 ⑤年齢・性別 を記入の上、帝塚山大学 企画・広報課 公開講座係までお申込ください。

 <講座内容>

1日目 講義(演題:織物の歴史)+ 高機・組紐についての実演

2日目 ランチョンマット又はストラップの制作

3日目 ランチョンマット又はストラップの制作

 

【講師プロフィール】

植村和代(うえむら かずよ)

帝塚山大学 現代生活学部 居住空間デザイン学科教授 大阪女子大学学芸学部国文学科卒業。専門は、織物学。日本織物文化研究会会長、日本きもの学会副会長等を務め、学外活動も精力的に行っています。「白虎」第29回日本染織作品展文部大臣奨励賞受賞(1991)、「予言者の翼(着物)」第30回日本染織作品展文部大臣奨励賞受賞(1992)、「予言者の翼(タペストリー)」第63回第一美術展・京都展 京都府知事賞受賞(1992)、「はじまりのはじまり」第64回第一美術展 文部大臣奨励賞受賞(1993)他

 ※ 冬の特別公開講座「腰機に触れる」の様子は、大学ホームページ 公開講座のページで公開

しています。詳しくはこちら↓

http://www.tezukayama-u.ac.jp/social/lectures/report/2010/12/20/--.html

本件に関する

お問合せ先

帝塚山大学 企画・広報課 公開講座係 (担当:岡﨑)

〒631-8501  奈良市帝塚山7-1-1 

Tel:0742-48-9341 E-mail:kikaku@jimu.tezukayama-u.ac.jp

発  信  者

〒631-8501  奈良市帝塚山7-1-1  帝塚山大学 企画・広報課 

Tel:0742-48-9341 E-mail:koho@jimu.tezukayama-u.ac.jp