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2011年10月17日(月)

プレスリリース

「わたしの将来の希望は、教師になりたいと思っています」......こんな日本語、書いていませんか......「大学生のための日本語の基礎 ―入門編―」刊行

 

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帝塚山大学出版会はこのたび「大学生のための日本語の基礎 ―入門編―」(中谷 克己 帝塚山大学人文学部教授、野村 和代 同講師共著)を刊行しました。

 

パソコン等の情報機器が発達し、また、国際化が進展した現代において、たしかな日本語の表現力を持っていなければ、自分の思いや考えを的確に発信することはできません。本書は、主に大学生を対象として、日本語の文章を書くのに必要なことがらやルールをふまえ、豊富な実践演習を重ねることによって、「文章力」を伸ばすことを目的に、段階的に構成されています。

平成21年3月刊行の「大学生のための日本語の基礎―入門編―」の姉妹編となる本書。かなづかいや漢字の読み書きにとどまらず、たとえば、地図を持たない相手に、ある地点から目的地までの道順を案内する演習や長文を制限字数内に要約するトレーニング等、充実した内容構成となっています。

また、レポートの書き方や発表の仕方等にもふれており、講義で出された課題への活用だけにとどまらず、将来にわたって必要となる日本語力を鍛える内容となっています。一方、近年各大学で積極的に取り組まれている「初年次教育」における教材としても活用でき、実際に本学でも学生の講義用テキストとして採用しています。

本書は演習だけではなく、「コラム:ちょっと休憩」もあわせて構成されています。たとえば普段何気なく口にしている「慣用表現」についても、誤った形で使用している場面が多いことに気づかされます。

B5判、111頁、定価1,200円(税込)。

本書の詳細は こちら をご覧ください。