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2011年9月16日(金)

プレスリリース

経営情報学部 観光経営コース 姜ゼミ学生が快挙!東北アジア観光学会 大学生国際発表大会 優秀賞受賞!!生駒市役所にて対象論文を発表しました

 

帝塚山大学(学長:山本良一  所在地:奈良市帝塚山7-1-1)経営情報学部(学部長:佐藤雄一) 経営情報学科に設置する観光経営コースの姜聖淑准教授ゼミナールの学生9名が、8月29日~8月30日に亘って韓国 チョンジュ大学にて開催された東北アジア観光学会 大学生国際発表大会に参加し、優秀賞を受賞しました。

 

本大会には、日本と韓国の19大学から約175名の学生・教員が参加しており、本学の学生が「生駒山上遊園地の衰退と再生の可能性」、「地域のブランド化に有効な文化資源~宝山寺を中心として~」と題した2つの論文を発表し、「生駒山上遊園地の衰退と再生の可能性」の論文が、優秀賞を受賞しました。

なお、本学は、今年度より生駒市の商工観光事業の推進のために、生駒市、生駒市観光協会、生駒商工会議所と、産学官連携協定を締結しており、生駒市の活性化に向けて様々な提案を行っています。今回の論文もその取組の一環として行っており、9月12日には、生駒市役所にて上記論文の発表を行いました。

「生駒山上遊園地の衰退と再生の可能性」では、生駒山上遊園地の来場者や従業員へのインタビュー結果に基づいて生駒山上遊園地の現状を分析し、「魅力を活かすこと」と「知らせること」を課題として、利用者のジェネレーション交代に着目し、野外ステージの活用や、デンマーク・コペンハーゲンにあるチボリ公園の成功例を挙げるなど提案しました。

「地域のブランド化に有効な文化資源~宝山寺を中心として~」では、年間100万人の参拝客が訪れる宝山寺に着目し、現状の問題点として、宝山寺へのアクセスの工夫がされていないこと、既存の顧客により維持されていることを指摘しながら、「巡礼」や「パワースポット」をキーワードに、地域の潜在的観光資源を再発掘し、地域の認知度を高め、観光行動を促進することを提案しました。

学生の発表に対して、生駒市役所の方々からは、「想像以上の出来」「インタビューの積み重ねによる分析が興味深い」「野外ステージの活用の可能性を探ってみたい」といったご意見を頂き、今後更に研究を掘り下げ、生駒市の活性化に向けて取組んでいきます。

 

<発表論文について>

「生駒山上遊園地の衰退と再生の可能性」

所属:帝塚山大学 経営情報学部 経営情報学科 姜ゼミAチーム

(辻本真幸、吉田真也、中下侑香、畑下善哉、中山翔太)

優秀賞受賞論文:

「生駒山上遊園地の衰退と再生の可能性」.pdf

 

 

「地域のブランド化に有効な文化資源~宝山寺を中心として~」

所属:帝塚山大学 経営情報学部 経営情報学科 姜ゼミBチーム

(浦 瑛、中島 浩幸、中野 良昭、初田 直也)

 

 

本件に関する

お問合わせ先

発  信  者

〒631-8501  奈良市帝塚山7-1-1  帝塚山大学 企画・広報課

Tel:0742-48-9341 Fax:0742-48-9030

E-mail:koho@jimu.tezukayama-u.ac.jp

生駒市でのプレゼンテーションの様子

質疑応答の様子(生駒市役所にて)

東北アジア観光学会 大学生国際発表大会に参加した学生と姜准教授

韓国交通公社訪問の様子。学会に参加するだけでなく、韓国交通公社や、韓国の観光地も訪問し、韓国の観光産業について学びました。