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2011年6月8日(水)

プレスリリース

7/9(土)に心理学部シンポジウム「発達障がいをもつ人々への支援の現状と展望」を開催

本学心理学部ではさまざまな教育取組を実践しております。平成22年度には文部科学省「大学教育・学生支援推進事業 大学教育推進プログラム」に同学部の申請した取組「心理福祉分野の学士力基準構築と人材の育成」が選定されるなど外部からも高い評価を得ております。

このたび本取組の一環として、心理学部シンポジウム「発達障がいをもつ人々への支援の現状と展望:成人期の方への支援」を来る7月9日(土)に本学学園前キャンパスにて開催いたします。

平成17年「発達障害者支援法」の施行以来,発達障がいに関する支援がさまざまな場で実施されています。本学におきましても,平成18年より発達障がいやそれに近い問題をもつ子どもと保護者のためのグループ活動を開始し,さまざまな支援を続けてまいりました。これらの経験をとおして,子どもだけでなく,成人期の方への支援も重要であることがわかってきました。そこで今回は,学外から支援の現場で活躍しておられるお二人の先生をお招きして,成人期における発達障がいの問題についてともに考えていきたいと存じます。奈良県発達障害支援センター「でぃあ~」の志野先生には,成人期の問題の全体像の解説や「でぃあ~」での支援の実際を話していただきます。また,なら障がい者就業・生活支援センター「コンパス」の小島先生から,「仕事をすること」に関する成人期における様々な課題をお話していただきます。また,本学こころのケアセンターにおいて成人の方の支援を行っているチームから,本学における社会技能訓練(SST)的関わりについてご報告いたします。

シンポジスト
・でぃあ~での出会いと私の体験 (奈良県発達障害支援センターでぃあ~ 志野 静穂氏)
・就業支援を通じて見えてくる課題について (なら障がい者就業・生活支援センター「コンパス」小島秀一氏)
・発達障がいを持つ人への社会技能訓練(SST)的関わりの経験から (本学こころのケアセンター帝塚山大学SST研究会)
*コーディネーター:本学心理学部教授 大久保 純一郎

開催概要
開催日:平成23年7月9日(土)14:00~16:30
場 所:帝塚山大学学園前キャンパス 16号館5階16501教室(参加費無料(参加申込不要))
後 援:奈良県・生駒市教育委員会

《本件に関するお問合せ》
〒631-8585 奈良市学園南3-1-3 帝塚山大学 学園前キャンパス 心理学部・心理福祉学部心理福祉教育推進室
TEL:0742-41-4499(平日10:00~17:00) e-mail:pwkyoiku@tezukayama-u.ac.jp