研究・社会貢献

公開講座

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ミニチュア大学院 名作絵巻を観る 歴史

概要

【1日目】演題:「古写本をめぐって」コピー機などなく、印刷も一般的でなかった時代は、古文書や記録、資料などを自ら所持しようとすれば、まずは筆写しなければならなかった。ここでは、仏教関係の資料を中心に、いくつかの古写本や古写経に触れながら、取扱いを含めた基礎的知識を学ぶ。【2日目】演題:「源氏物語絵巻から木版本まで」まず、国宝源氏物語絵巻と木版本源氏物語絵巻の複製を間近に見て詞書の書体の鑑賞法や絵の見方を指導する。また、帝塚山大学蔵『光源氏系図』原本を見ながら平安末期の源氏物語享受の一端を学ぶ。そして、近世の出版文化と庶民への普及について、古活字版・各種木版本・絵入り版本15種の原本を手に取りながら追体験する。【3日目】演題:「信貴山縁起絵と仏教文化」日本四大絵巻に数えられる「信貴山縁起絵」について、主として『宇治拾遺物語』に依って話のあらすじを理解し、さらに江戸時代に書写された国宝本の忠実な写本を見ながら、底流にある仏教文化について考察したい。※申込締切:7/27(水)必着※受講資格:3日間とも出席できる方。

講師 関根 俊一(帝塚山大学大学院 人文科学研究科長)清水 婦久子(帝塚山大学大学院 人文科学研究科 教授)
日程 8/29(月)、8/30(火)、8/31(水) 3限(13:10~14:40)及び4限(14:50~16:20)
開催場所 帝塚山大学 東生駒キャンパス 1号館1101教室
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定員 30名  ※申込多数の場合は、抽選にて受講者を決定します。
申込 受付は終了いたしました
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問い合わせ先 帝塚山大学 企画・広報課 TEL:0742-48-9192