研究・社会貢献
公開講座
MENU
概要 |
国宝「源氏物語絵巻」は、絵と詞書とを合わせて鑑賞する作品だが、一般に絵巻が紹介される時は、絵ばかりがクローズアップされ、源氏物語の内容と安直に結びつけて説明される。絵巻は物語の世界をよく伝えているが、両者を混同すると、源氏物語絵巻の良さがかえって見えなくなる。本講演では、絵巻の多角的な研究から見えてきた絵巻本来の魅力と真価について、国宝絵巻の複製や木版本絵巻の画像を用いて一つずつ鑑賞しながらお話しする。絵巻の詞書と絵を一体化させる読み方によって、絵の意味についても様々な発見ができる。詞書の筆跡の美しさや文字の配置、料紙装飾、一枚毎の料紙の違いと書風の変化も鑑賞したい。 |
---|---|
講師 | 清水 婦久子帝塚山大学人文学部 日本文化学科教授 |
日程 | 3月3日(木) |
時間 | 14:00~15:30(13:30受付開始) |
開催場所 | 帝塚山大学 東生駒キャンパス 6号館 6201教室 |
定員 | 150名 |
申込 | 要 受付は終了いたしました |
問い合わせ先 | 帝塚山大学 企画・広報課 TEL:0742-48-9192 |