研究・社会貢献
公開講座
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概要 | 昔、ハワイ出身で大関小錦という相撲取りがいた。今もNHKの教育テレビなどでタレントとして活躍しているからご存じの方も少なくないだろう。その小錦は、大関の頃、土俵に上がるのに巨体を揺らしながらスキップしていた。そのどこが悪いというのだろう。相撲協会では「大関たるものがはしたない」と言ってスキップを禁じたのである。スキップは上下動であり、日本の伝統的な美学からすれば、それは<はしたない>行為であり、リズムであった。小錦には気の毒であったが、能にしても演歌にしても、上下動はしない。腰を落として大地と平行に動くようにしている。手拍子にしても、叩いて止めが基本である。中高年世代には、この伝統的なリズム感が身体にしみついているのだろう。若者の歌が歌えないと言って、悲しむことはないのである。日本人なのだから。 |
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講師 | 村尾 忠廣(帝塚山大学 現代生活学部こども学科教授) |
日程 | 10月12日(水) |
時間 | 14:00~15:30 |
開催場所 | 生駒市図書会館 3階会議室 |
定員 | 100名 |
申込 |
要 受付は終了いたしました
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問い合わせ先 | 帝塚山大学 企画・広報課 TEL:0742-48-9192 |