研究・社会貢献

考古学研究所

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2023年9月20日

シンポジウム「考古学から見た道成寺」を開催しました。

シンポジウム関係者と学生スタッフの記念撮影

 さる9月16日(土)に帝塚山大学考古学研究所・附属博物館共催で、シンポジウム「考古学から見た道成寺」を開催しました。

 冨岡將人本学園理事長・学園長、清水昭博本学文学部教授・人文科学研究科長・考古学研究所所長・附属博物館館長による挨拶のあと、道成寺院主小野俊成氏による「道成寺縁起」の絵とき説法が行われました。

 約80名の聴講者は、ユーモア溢れる巧みな話術に引き込まれました。

 次に、紀の川市歴史民俗資料館の村田弘氏より「道成寺の創建とその背景・・・考古学的知見から・・・」、考古学野帳徒の河内一浩氏より「箱谷3号墳から見える海上交通」、当研究所長清水昭博より「出土瓦からみた道成寺の創建」のいずれも道成寺建立の背景に迫るテーマの発表がありました。

 最後に、当研究所特別研究員の甲斐弓子氏を司会に、発表者全員による討論が行われました。

 本シンポジウムでは、考古学を学ぶ学部2回生から大学院1回生の学生7名が発表時の司会やタイムキーパーなど、スタッフとして活躍しました。

 

 

小野俊成氏(道成寺院主)による絵解き

村田弘氏(紀の川市歴史民俗資料館)による発表

河内一浩氏(考古学野帳徒)による発表

清水昭博(本学文学部教授・人文科学研究科長・考古学研究所所長・附属博物館館長)による発表