2022年12月26日
第486回市民大学講座・第13回百済文化国際シンポジウムを開催しました
新型コロナウイルス感染症のため開催が延期されていた百済文化交際シンポジウムが12月24日(土)に3年ぶりに開催されました。
今年度のテーマは「百済文化の波及と日本」です。
このシンポジウムは、日韓両国が長い歴史の中で行ってきた文化交流をそのフィールドにして、特に古代日本と密接な関係にあった百済とその文化に注目して、過去から未来へと繋がる日韓の相互理解と友好的な関係の構築と維持について模索し、再認識することを目的に、2008年から韓国と日本で交互に開催している国際シンポジウムです。
まず第486回市民大学講座も兼ねて、当大学客員教授の牟田口 章人氏より、「百済・日本・唐における衣冠の埋納と献納」をテーマに基調講演が行われました。
その後、東京学芸大学教授 日高 慎 氏、当研究所長 清水 昭博、奈良教育大学教授 山岸 公基 氏、当大学大学院生 徐 玉茜 氏、 同 奥田 利伽 氏による研究発表が行われました。
今回は、新型コロナウイルス感染症リスク軽減のため、オンライン開催となりましたが、200名の参加があり、大盛況のうちに終わりました。