2026年7月21日(火)
プレスリリース
【プレスリリース】終戦の日に、親子で地域の「戦争の記憶」をたどる 帝塚山大学法学部・末吉洋文教授が、 生駒市図書館で「親子でつくる 生駒の戦争遺跡マップ」を実施 ― 絵本の読み聞かせとデジタルマップを組み合わせた参加型平和学習 ―
帝塚山大学(奈良市、学長:奥村由美子)法学部の末吉洋文教授(専門:国際法・平和学)は、2026年8月15日(土)10時から、生駒市図書館本館内パフォーマンスエリアにおいて、夏休み自由研究応援企画「親子でつくる 生駒の戦争遺跡マップ ― 絵本『ならまちで育った しげ君の戦争』から学ぶ平和と地域の歴史 ―」を実施します。
本企画は、2026年5月2日にリニューアルオープンした生駒市図書館のオープニングイベントの一環として開催されるものです。
対象は、生駒市内に住む小学5・6年生とその保護者です。終戦の日である8月15日に、親子で地域に残る戦争の痕跡を調べ、平和と地域の歴史について考えます。
「戦争は遠い場所の出来事なのか」地域の歴史から問い直す
戦争や平和についての学習は、広島、長崎、沖縄などを中心に語られることが少なくありません。一方、戦争は特定の地域だけで起きたものではなく、現在私たちが暮らす地域の日常とも深く結びついていました。
今回のワークショップでは、末吉教授の平和学ゼミが取り組んできた戦争遺跡デジタルマップを活用します。参加する親子は、スマートフォン、タブレット、パソコン等を使い、生駒市内に残る戦争の痕跡を調べます。
単に講師の説明を聞くのではなく、親子が自ら「どこに、どのような戦争の痕跡が残っているのか」を探し、地域の戦争遺跡マップづくりに取り組む参加型の学習です。
戦争体験を伝える絵本から、地域の歴史へ
当日は、平和学ゼミの大学生による絵本『ならまちで育った しげ君の戦争』の読み聞かせも予定しています。
同絵本は、帝塚山大学の学生らが、奈良で暮らしてきた人の戦争体験を次世代に伝えるために制作したものです。
絵本を通じて一人の人間の「日常」から戦争を考え、さらにデジタルマップを使って自分たちが暮らす地域の歴史を調べることで、戦争を遠い過去の出来事としてではなく、身近な地域とつながる問題として考えます。
「教わる平和学習」から「自ら調べる平和学習」へ
末吉教授は、大学の平和学ゼミで、学生とともに戦争遺跡を訪ねるフィールドワークや、戦争遺跡デジタルマップを活用した平和学習に取り組んでいます。
近年は、戦争体験の絵本化や「平和の日めくりカレンダー」の制作など、戦争の記憶を次世代へ継承する教育実践を展開しています。
今回の企画では、子どもたちを単なる「知識の受け手」とせず、自ら地域の歴史を調べ、問いを持つ主体として位置づけます。さらに、親子で参加することで、戦争や平和について家庭で対話するきっかけをつくることも目指します。
開催概要
名称:夏休み自由研究応援!「親子でつくる 生駒の戦争遺跡マップ
― 絵本『ならまちで育った しげ君の戦争』から学ぶ平和と地域の歴史 ―」
日時:2026年8月15日(土)10:00~11:30
会場:生駒市図書館 本館内 パフォーマンスエリア(奈良県生駒市辻町238番地)
対象:生駒市内に住む小学5・6年生とその保護者
定員:先着30人
講師:帝塚山大学 法学部 教授 末吉 洋文
主催:生駒市図書館
主な内容:絵本『ならまちで育った しげ君の戦争』の読み聞かせ(ゼミ生)、戦争遺跡デジタルマップを活用した地域学習、親子による生駒の戦争遺跡マップづくり
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