2026年10月5日(月)
イベント・講座
特別客員教授 花山院弘匡氏による公開講座「大和の総鎮守『春日若宮』」を開催しました
特別客員教授の花山院弘匡氏(春日大社宮司)を講師に迎え、10月2日に公開講座「大和の総鎮守『春日若宮』」を奈良市西部会館市民ホールで開催しました。
大和の総鎮守である春日若宮の大祭「春日若宮おん祭」に桃山時代の豊臣秀吉、弟の秀長が関わりのあることについての講義に、大河ドラマ「豊臣兄弟!」の人気も後押しし、150名もの地域住民の方々が集まり耳を傾けました。
花山院氏は、豊臣秀吉や秀長が内外に示そうとした大規模な軍事パレードのルーツについて解説されました。それは、平安時代から続く大和一国の大祭「春日若宮おん祭」における「千人の御渡り式」にて、その最後尾を威勢よく練り歩いた武士団の姿であったとのことです。それまで約500年間にわたり神領として春日社・興福寺が大和国を実質的に支配していましたが、その支配体制を覆したのが秀吉・秀長だったのです。
また、春日若宮が平安時代末に二人の上皇と二人の関白が飢饉に苦しむ人々を救うために春日大神様の御子神様をお祀りしたことに始まり、芸能や神仏習合の風習など全国に大きな影響を与えた特別な神様であるのご紹介もありました。