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2025年10月21日(火)

プレスリリース

【プレスリリース】戦後80年特別企画 ~奈良学をとおしてみる〈戦時下〉 「正倉院展の“はじまり”と戦後80年」 10/25(土) 東生駒キャンパス

 帝塚山大学(学長:奥村由美子 所在地:奈良市帝塚山7-1-1)は、戦後80年の節目を迎えた今年、公開講座「奈良学への招待」XXⅣを全4回シリーズで開催しています。今年の共通テーマは「奈良学をとおして見る〈戦時下〉」。第2回目となる10月25日(土)は、「正倉院展の“はじまり”と戦後80年」と題し、本学客員教授・名誉教授である関根俊一氏が講演します。本講座では、戦中及び終戦時の奈良の状況を踏まえ、昭和21年の「正倉院展」の開催事情や宝物展示までの経緯について解説します。
 「正倉院展」は、奈良帝室博物館(現:奈良国立博物館)に避難させていた正倉院宝物を、終戦の翌年・昭和21(1946)年に一般公開したことから始まりました。当時の新聞は、数々の宝物が敗戦に打ちひしがれていた人々の心を勇気づけたと伝えています。以来、正倉院展は3度の東京開催を含めて、今年で80回を数えることになりました。
 公開講座当日は、第77回正倉院展の開幕日にもあたります。本講座を通じて正倉院展の歴史を知り、宝物公開の背景やそこに込められた人々の思いに触れる機会としてください。

〈奈良学とは〉
帝塚山短期大学の名誉教授である故・青山茂氏が提唱した学問。単なる郷土史や古代史というくくりではなく、奈良に存在するさまざまな文化資産や観光資源を通して、奈良に暮らす人々と奈良とのかかわりを明らかにする。
〈公開講座・奈良学への招待とは〉
「奈良学」を切り口にさまざまなテーマで奈良をとらえる公開講座。2002年度から24年間続いている。

日時 2025年10月25日(土)10:30~12:00 (受付は10:00~)
場所 帝塚山大学 東生駒キャンパス 1号館 1101教室
講師 関根俊一 氏(帝塚山大学 客員教授・名誉教授)
定員 80名(申込先着順)     聴講料:無料
お申込み 帝塚山大学のHPの申込フォーム→奈良学への招待ⅩⅩⅣ 第2回 正倉院展の”はじまり”と戦後80年

帝塚山大学 総務課 公開講座係
TEL:0742-48-9192(平日9時~17時)
FAX:0742-48-9135 

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