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2025年6月19日(木)

プレスリリース

【プレスリリース】戦後80年、「屯鶴峯」で戦争の記憶をたどる 学生がフィールドワークを6/22(日)に実施 小中学校での平和学習に生かす現地調査

 帝塚山大学(学長:奥村由美子 所在地:奈良市帝塚山7-1-1)法学部法学科の末吉洋文教授(専門:国際法、平和学)のゼミ生が、6月22日(日)、香芝市に残る戦争遺跡「屯鶴峯」で現地フィールドワークを行います。当日は、NPO法人「屯鶴峯地下壕を考える会」事務局長・田中正志氏の案内のもと、地下壕の構造や歴史的背景について学びます。
 末吉ゼミは、コロナ禍に見舞われた2020年に奈良県内の戦争遺跡に関する調査報告書「奈良県の戦争遺跡 : 忘れてはいけない歴史」を発行。その後も、地域に残る戦跡を未来の平和学習へとつなぐ取り組みを継続しています。2021年からは、奈良県下の戦争遺跡を実際に訪ねるフィールドワークを通じて学びを深めるとともに、学生を講師とした小中学校での平和学習も実施しています。
 さらに2022年からは、奈良県を中心とした地域の戦争被害を可視化した「戦跡デジタルマップ」(https://sueyoshi0.wixsite.com/tzk-peacestudies)をGoogle Mapに公開。小中学校での平和学習で探究ワークにも活用されています。
 今年で5回目を迎えるフィールドワークは、過去にも調査で訪れた「屯鶴峯」を改めて訪問します。今後の小中学校での平和学習に生かすべく、身近な戦跡の持つ意味を再確認し、平和について理解を深める機会とします。

【フィールドワーク実施概要】

日時:6/22(日)
集合時間と場所:12:30に屯鶴峯駐車場
フィールドワーク所要時間は90分程度の見込み。
▼どんづる峯専用駐車場
〒639-0252 奈良県香芝市穴虫2768-1

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