ニュース

2025年8月1日(金)

プレスリリース

【プレスリリース】学生が見つめなおす戦争と平和 特別展示「奈良と帝塚山学園の『戦後80年』」 帝塚山大学東生駒図書館で開催中

 帝塚山大学(学長:奥村由美子/所在地:奈良市帝塚山7-1-1)東生駒キャンパス図書館で、12月1日(月)まで、特別展示「奈良と帝塚山学園の『戦後80年』」を開催中です。
 本展示は、戦後80年という節目の年に、本学文学部、法学部、大学院人文科学研究科の学生および院生の有志が調査を行い、若い世代ならではの視点で戦争と地域の歴史を見つめ直して企画されたものです。
 展示は以下の三部構成となっており、地域の歴史と帝塚山学園の歴史を通じて、戦争の記憶を今によみがえらせます。
 
特別展示「奈良と帝塚山学園の『戦後80年』」
【会場】帝塚山大学 東生駒キャンパス 図書館2階 シーキューブ
【展示期間】2025年7月2日(水)~12月1日(月) *ただし、図書館開館日のみ
【時間】10時~16時(観覧をご希望の方は時間内に図書館カウンターにお越しください。)
※8/9(土)~8/17(日)は大学一斉閉鎖期間のため入館不可
【展示概要】
①「戦時下の奈良山里-永井清繁氏が描いた戦争-」 
 天理市福住出身の永井清繁氏(1905-1999)の手による戦時下の奈良の山里の暮らしを紹介します。『奈良山里の生活図誌』(帝塚山大学出版会刊行)より、戦争にまつわる10点を展示。千人針、松根油の採取、出征軍人の見送りなど、当時の様子を描き出します。
②「帝塚山学園の昭和史」
 1941年2月に創立した帝塚山学園。太平洋戦争の足音とともに歴史がはじまりました。中学の学舎への児童疎開や、学徒勤労動員の様子など、当時の記録写真をもとに帝塚山学園の戦中・戦後史をひもときます。
③奈良の戦争遺跡(10月1日から)
 戦争の被害と無縁であったとされがちな奈良にも、当時の戦禍を物語る遺跡が数多く残されています。法学部・末吉洋文教授とゼミ生による調査をもとに、奈良県内に残る戦争遺跡を通じて、地域の戦争の記憶に光をあてます。

報道発表全文はこちら