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2025年3月25日(火)

イベント・講座

第58回帝塚山大学卒業式および第33回帝塚山大学大学院修了式を挙行しました

3月22日(土)、第58回帝塚山大学卒業式および第33回帝塚山大学大学院修了式を、学園前キャンパスの学園講堂にて挙行しました。

式は二部制で行われ、第一部では心理学部、現代生活学部、教育学部、大学院心理科学研究科の卒業・修了式を、第二部では文学部、経済経営学部、法学部、大学院人文科学研究科の卒業・修了式を実施しました。今年は学士課程735名、大学院修士課程19名が学び舎を巣立ちました。

式典では、国歌斉唱、列席者の紹介に続き、開学60周年を記念して製作されたアカデミックガウンをまとった各学部の卒業生・研究科の修了生代表が、満員の会場の中を後方から入場しました。その後、教育学部の学生有志で開学60周年記念として収録された「この丘に立てば」が流され、参列者全員で斉唱しました。

続いて、各学部の卒業生・研究科の修了生代表に学位記が授与されました。奥村学長は式辞の中で、本学の伝統であったアカデミックガウン着用の卒業式を周年の今年に復活させたことに触れ、来年の卒業生にも引き継ぎ新たな一歩としたいと話しました。そして、入学時にコロナ禍の渦中にあった卒業生たちが、困難な環境下でも勉学やさまざまな活動に励んできたことを称え、「実体験」と「本物」に触れる本学の実学教育を通じて育まれた主体的な行動力を生かし、それぞれの道を力強く歩んでほしいと呼びかけました。

その後、学長賞と学長奨励賞に選ばれた学生および団体の名前が紹介されました。同賞は、優れた活動を通じて社会的に高い評価を受け、本学の名誉を高めた学生や学生団体に贈られるものです。また、課外活動で優れた成績を収めた学生も帝塚山大学課外活動表彰者として紹介されました。さらに、冨岡将人理事長と小川育子同窓会長より祝辞が贈られ、卒業生代表と修了生代表が謝辞を述べるとともに、将来への抱負を語りました。

式終了後には、各学部・学科、研究科ごとに会場を移し、学位記の授与が行われました。構内にはビッグ卒業証書や桜の花を模したフォトパネルなどの撮影スポットが設けられ、卒業生代表がまとったものと同じアカデミックガウンも用意されました。華やかなはかま姿やスーツ姿の卒業生たちが、家族や恩師とともに記念撮影を行う姿が、いつまでも続いていました。